サイロ化とは

情報システムのデータが周辺と連携せず、孤立して存在している状態をいいます。 もともとサイロとは、穀物などを蓄える機密性の高い(空気を通さない)倉庫のことで、転じてデータが流通せず孤立した情報システムをサイロ状態と呼ぶようになりました。

サイロ化したシステムの問題

サイロ化したシステムには、以下のような問題があります。

①データの多重管理によるデータ品質の低下
→サイロ化されたシステムが複数存在すると、 Aシステムにはデータを反映するがBシステムには反映するのを忘れてしまうということが発生します。 システムが多いほど、また運用期間が長いほど、このような齟齬は大きくなってしまい、結果としてデータの品質が低下してしまいます。
②データ投入の非効率化
→サイロ化したシステムは、それぞれ個別にデータを投入する必要があります。 このため、入力の手間がシステム数分発生し、また、手順が増えることにより人為的ミスが発生しやすくなります。
③データ活用の難しさ
→サイロ化したシステムはそれぞれ個別の形式でデータを保持しています。 これらのデータを抽出・解析しようとすると、解析に使えるデータ部分の特定・抽出、形式の違うデータを整形するなどの手間が発生します。

サイロ化の解決策

上記のようなデメリットを解決するには「データ連携ツール」を利用するのが有効です。 データ連携ツールというのは、データの受信・解析/変換・送信を一手に引き受けてくれるツールです。 サイロ化したシステムから情報を引き出し、それぞれのデータを解析可能な形に変換し、解析用のシステムにデータを送信するといったことを実施します。

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