ETL/EAIとは

ETLとは

Extract, Transform and Loadの略で、データの抽出・変換・格納する処理のことです。 ETLツールは様々なシステムから抽出した多様な形式のデータを変換し、集約することを目的としています。 また変換後データウェハウスに蓄積されたデータは、主にデータ分析やデータマイニング等に利用されます。

EAIとは

Enterprise Application Integrationの略で、企業内に存在する様々なアプリケーションを統合するための技術や仕組みのことです。 EAIツールを使うことで、様々なシステムやアプリケーションの必要なデータだけを連携することが可能となります。 データ連携に必要な作業工数の削減、異システム間のデータ連携の効率化・高速化、作業の自動化によるヒューマンエラーの防止や業務のスピードアップにも繋がります。

ETLとEAIの違い

ETLとEAIはそれぞれ使用する目的や適したデータ量、処理、システムなどで下記のような違いがあります。 ETLは大量のデータを蓄積し、データ分析を行う目的で利用されることが多く、EAIは処理スピード重視のリアルタイム処理に利用されることが多いです。
目的 データ量 処理 システム
ETL 異なるシステム間のデータ集約・再配布 大量 バッチ処理 月末の精算、請求締めの一括処理
EAI 異なるシステム間のデータ連携や処理 小規模 リアルタイム処理 在庫管理システム、見積もり計算

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