品質の取り組み

当社では、開発組織内部とスタッフが協力する独自の品質保証機構により、プロダクトとプロセスの両方の品質を確保しております。

品質保証機構によるチェックのイメージ図:プロダクト・製品の品質については検査、出荷試験の徹底、プロセスの品質については製造手順、管理手法の改善、プロジェクト監査の実施

プロジェクト監査と組織監査

組織レベルでの成熟度向上を実現するため、定期的に、プロジェクト監査と組織監査を実施。監査結果を是正措置に結び付け、品質を向上させています。

プロジェクト監査と組織監査のイメージ図:プロジェクト監査を組織監査に合わせて実施し、各プロジェクトが「基本動作:工程毎に必ず行うべき事」を行っているか?、失敗事例と良好事例を後続のプロジェクトで活かしているか?をチェック、組織監査を毎年実施し複数プロジェクトの管理組織も、組織としての品質保証プロセスを励行しているか?をチェック

リスク管理の専門家が常に監視

当社での品質管理における最重要事項は「問題事前発見」にあります。「火の見櫓」と称した取り組みでは、リスク管理の専門家がプロジェクトの初期から納品、さらにサポートまでのリスク監視を行います。
また、プロジェクトメンバーのそれぞれは自ら火事(トラブル)を出さないようにする「火の用心」活動も同時に推進しています。
火の見櫓から火の用心へと展開していく手法で、トラブルプロジェクトは激減しました。

火の見櫓とは

当社の開発に関する問題を早期に検知し、アラームを上げる活動のこと。
活動の目的は、大きな開発トラブルになりうる問題に対して、経営視点での対策をタイムリーに実施可能にすることである。

火の用心とは

トラブル発生を未然に防ぐための、開発組織内部での自発的なリスク管理活動のこと。

  1. 1. 各プロジェクトにおいて、チェックリスト等を用いて基本動作の徹底状況やリスクの見落としがないことなどを確認する。
  2. 2. 各組織において、プロジェクト発足からサポート期間にいたるまで、組織内の品質管理担当者がプロジェクト外部の立場で点検・監視する。
品質の取り組みイメージ図:リスク管理の専門家が営業中から納入、顧客クレームまでトータルにサポート→●部議参加、リーダ会議参加、プロジェクトリスク抽出によるリスクの監視 →●プロジェクト発足判断、リスク項目抽出によるリスクチェック →●事象・原因・対策を分析、火の見櫓案件一覧を作成し定期報告 → 経営者はリスク情報共有化でリスク回避の経営判断→状況に合わせてリスク回避対策を実施→●リスク回避計画策定、火消隊発動など事業グループおよび全社への対応を検討→リスク回避、消火、全社対応を実施

品質方針

私たちは、お客様のビジネス変化に対応するICTソリューションを提供するために、ソフトウェアプロセス品質の継続的改善を進め、お客様にご満足いただけるソフトウェアをタイムリに提供します。