iPaaSとは

iPaasとは

Integration Platform as a Serviceの略で、「オンプレミスとクラウドベースのプロセス、サービス、アプリケーション、およびデータの任意の組み合わせを、個別または複数の組織に接続する統合フローの開発、実行、およびガバナンスを可能にするクラウドサービスのスイート」と定義されています。 簡潔に言うと、複数のクラウドサービスやオンプレミスなどに分散しているデータ、業務システムを連携・統合するためのソリューションになります。

iPaaSの必要性

iPaaSならオンプレミス/クラウドを問わず、異なるサービスやシステムを連携させることができるので、データの統合・管理をスムーズにおこなえます。 例えば、オンプレミス型のサービスをクラウド型へ移行したい場合、オンプレミス上で構築・使用していたデータの取り扱いをどうするのかまず検討が必要になると思います。 それがiPaaSを使うことで、既存システムで蓄積していたデータをクラウドシステムへスムーズに送信し、有効活用することが可能となるのです。 また現在はクラウド型サービスを利用している企業も多く、クラウド間で様々なアプリケーション同士を繋げたいというニーズも増えてきています。 そうした企業のニーズに応え、データ統合等の手間を軽減する上でも、iPaasは大きな役割を果たしています。

iPaaSを導入するメリットとデメリット

【メリット】
・データ連携を円滑に行うことが出来、稼働やコスト面での負担を削減することが出来る
・異なるアプリケーションで管理していたデータを自動的に一元管理出来、業務の効率化に繋がる
・一元化したデータを共有し、各部署で異なる視点でのデータ分析も可能となる

【デメリット】
・利用したいシステムに公開されたAPIが搭載されている必要があるため、連携できないサービスが存在する

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