新しい製品タイプNAS版の追加と、セキュリティ強化をした、
iDoperation SC Ver 2.4を2019年7月26日にリリースします

2019年07月16日
NTTテクノクロス株式会社

画面操作録画ソフトウェア「iDoperation SC(アイディーオペレーション・セキュリティカメラ)」の新バージョン「iDoperation SC Version 2.4」を2019年7月26日から販売します。

バージョンアップの背景

iDoperation SCはPCやサーバの操作ログを動画で記録することで、内部不正の抑止や発見を支援するソフトウェアです。活用シーンは特権ユーザの監視やIT運用を委託している業者の監視、個人情報を扱っている従業員の管理など様々で、導入規模もPC(サーバ)1台のときもあれば、数千台に及ぶときもあります。

これまでiDoperation SCは、お客様の目的や規模にあわせて導入できるよう、スタンドアロン版とエンタープライズ版という2種類の製品タイプをご用意していました。スタンドアロン版では、記録した動画データを監視対象のコンピュータ自身に保管し、エンタープライズ版では、保管サーバに送信して動画を集中保管します。スタンドアロン版は管理サーバが不要なため、小規模導入のお客様のご好評頂いておりました。その一方で、監視対象のコンピュータで動画を再生する必要があるため、管理者から離れた場所のコンピュータを監視したい場合や複数台のコンピュータを確認したい場合に、運用が負担となっていました。

そこで、今回のバージョンアップでは、スタンドアロン版とエンタープライズ版に加え、記録した動画データをNASに送信して保存するNAS版を追加しました。これにより、NASに動画を保管し、再生することができるようになります。

また、あわせて多要素認証やパスワードポリシーといった機能面の強化や、エージェントの動作環境の拡充に対応しました。

主な強化点

Ver. 2.4 新機能一覧

機能強化 NAS版の追加 動画データをNASに保存できるNAS版を追加します
多要素認証に対応 スマートフォンアプリ(Microsoft AuthenticatorやGoogle Authenticatorなど)を利用した多要素認証に対応します
パスワードポリシー設定の追加 SC Web Console にログインするユーザにパスワードポリシーが設定できるようになります
環境拡充 録画エージェントの動作環境 エージェントの動作環境として、Windows Server 2019、英語版 Windows OS に対応します

NAS版の追加

これまでの製品タイプは、記録した動画データを監視対象のコンピュータ自身に保管するスタンドアロン版と、保管サーバに送信して保管するエンタープライズ版を用意していました。それに加え、動画データをNASに送信して保存するNAS版が新たに加わります。また、NAS版の追加に伴い、NAS版ライセンスの価格も設定しました。

指定ユーザ録画

● NAS版 参考価格(一般 ライセンスでの購入例)

記録対象のPC数 ライセンス価格
PC1台をNAS版で記録する場合 初期費用合計(①+②):62,400円
内訳:
① 一般 ライセンス 52,000円
② サポートサービス(1年) 10,400円
PC20台をNAS版で記録する場合 初期費用合計(①+②):600,000円
内訳:
① 一般 ライセンス 500,000円(@25,000円)
② サポートサービス(1年) 100,000円(@5,000円)
PC300台をNAS版で記録する場合 初期費用合計(①+②):2,268,000円
内訳:
① 一般 ライセンス 1,890,000円(@6,300円)
② サポートサービス(1年) 378,000円(@1,260円)

※サポートサービスは初年度必須です。
※表記の金額は、すべて税別です。
※表記の価格は、発表時点の情報となります。その後予告なく変更となる場合がございますので、ご了承ください。

多要素認証に対応

スマートフォンアプリ(Microsoft AuthenticatorやGoogle Authenticatorなど)を利用した多要素認証に対応します。多要素認証を有効にすると、ID/パスワードで認証後、認証コードで認証後に、iDoperation SCにログインできます。これにより、PCIDSSの要件8.3で求められている多要素認証にも対応します。

指定ユーザ録画

用語解説・注釈

* 「iDoperation」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。

* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。