特権ID管理 iDoperation

新着情報
システム連携を可能とするWeb APIの提供とターゲットを拡充した、iDoperation Ver 3.2を2021年7月30日にリリースします
NTTテクノクロス株式会社
特権ID管理ソリューション「iDoperation(アイディーオペレーション)」の新バージョン「iDoperation Version 3.2」を2021年7月30日から販売します。
バージョンアップの背景
iDoperationは特権IDの安全な利用とリスクの可視化を支援する特権ID管理ツールです。2012年の発売以来、「特権ID管理ツール」分野で7年連続シェアNo.1(*1)を獲得しています。
近年、クラウドの本格利用や働き方の変化によって、企業を取り巻くIT環境はますます複雑になりました。クラウドやリモートアクセスの増加により、境界防御だけでは企業のセキュリティを維持することが難しくなり、ゼロトラストでのセキュリティが必要です。
ゼロトラストでは、1つの製品単独で企業のセキュリティを高めるのではなく、ITサービス管理(ITSM)や、SIEMなどの脅威検出、脆弱性管理、IT資産管理など、関連するセキュリティ製品を連携させ、運用プロセスを最適化して行く必要があります。
「iDoperation Version 3.2」では、関連するITSMやセキュリティ製品と連携したいというニーズに応えるため、外部システムとの連携を実現するiDoperation Web APIの提供や、SIEM・ログ管理製品への外部ログ出力機能の提供を開始します。これにより、例えばITSMのワークフローの中に特権IDの利用申請を統合したり、脆弱性管理製品にクレデンシャル情報を連携したりするなど、外部システムとの柔軟な連携が可能となります。また、SIEM・ログ管理製品に対して、申請情報やレポート情報、iDoperationのログ情報を連携することで、ログの一元管理が可能となります。これら個別の製品との連携については、今後順次リリースを予定しています。
その他、iDoperation の特権ユーザの貸出対応や、Google Workspaceなどのターゲット拡充、一括登録の拡充など多くの機能強化を図っています。
今後もNTTテクノクロスは、お客様の貴重なご意見を製品開発に生かすとともに、販売およびサポート体制の強化を図ることで、これまで以上に多くのお客様の統制強化とセキュリティ対策に貢献することを目指します。
主な強化点
iDoperation ver3.2 新機能一覧
動作環境 (ターゲット) |
データーベース | 管理対象ターゲットとして、下記を追加しました。
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全般 |
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クラウドサービス |
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仮想化ソフトウェア |
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外部連携 | 外部システムとの連携機能としてiDoperation Web APIが提供します。下記の機能を外部システムとの連携に使用できます。
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全般 | |
SIEM連携 | 外部のSIEM製品にログ連携ができるよう、ログのファイル出力に対応しました。 | 点検 | |
コンプライアンス | iDoperationの特権ユーザの貸出、ログの点検に対応しました。 | 全般 | |
レポート | レポートに表示される日時情報のタイムゾーンをJST以外のタイムゾーンを選択して出力できるようになりました。 | 点検 | |
利便性向上 |
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全般 |
用語解説・注釈
* 「iDoperation」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
*1 富士キメラ総研「2014~2020ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」<2013年度~2019年度>
*2 オートログインは、iDoperation Web Clientのみサポートします。