iDoperation ClientのmacOS対応と、ターゲット拡充した
「iDoperation ver3.1」を2021年1月29日にリリースします

2020年12月25日
NTTテクノクロス株式会社

特権ID管理ソリューション「iDoperation(アイディーオペレーション)」の新バージョン「iDoperation Ver3.1」を2021年1月29日から販売します。

バージョンアップの背景

「iDoperation」は、特権IDの安全な利用とリスクの可視化を支援する特権ID管理ツールで、2012年の発売以来、「特権ID管理ツール」分野で6年連続シェアNo.1(*1)を獲得しています。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響により、2020年は在宅勤務などのリモートワークを取り入れる企業が急増しました。システム管理者や外部ベンダーなどの特権ユーザにおいても業務継続のためリモートで対応する必要に迫られており、特権ID管理のニーズはますます高まっています。

「iDoperation Version 3.1」では、クラウドサービスの利用が増えていることを受け、Box、AWS Managed Microsoft AD、Amazon Redshiftなどクラウドサービスのターゲットを拡充することに加えて、クラウドサービスへアクセスする際の対応ブラウザを拡充しました。また、iDoperation ClientのmacOS対応や、提供方法のラインナップにアプライアンスサーバを加えるなど、多くの機能強化を図りました。

今後もNTTテクノクロスは、お客様の貴重なご意見を製品開発に生かすとともに、販売およびサポート体制の強化を図ることで、これまで以上に多くのお客様の統制強化とセキュリティ対策に貢献することを目指します。

主な強化点

iDoperation ver3.1 新機能一覧

動作環境
(ターゲット)
OS 管理対象ターゲットとして、下記を追加しました。
CentOS 8
全般
データベース
Oracle Database 19c on Red Hat Enterprise Linux 8
PostgreSQL 12 on Windows Server 2019
クラウドサービス
AWS Managed Microsoft AD
AWS Simple AD(ID管理、貸出のみ)
Amazon RDS for SQLServer 2019
Amazon Redshift(ID管理、貸出のみ)
Box(ID管理(※2)、貸出のみ)
Amazon Aurora PostgreSQL
Amazon RDS for PostgreSQL
Amazon Aurora MySQL
Amazon RDS for MySQL
動作環境iDoperation Server
iDoperation管理サーバ(iDoperation Server)の動作データベースとしてAmazon RDS for SQL Server(SQL Server2019)に対応しました。
全般
iDoperation Client
iDoperation Clientがmac OS 10.15に対応しました。
ブラウザ
Web Consoleの対応ブラウザにSafari 14を追加しました。
クラウドターゲットへのオートログイン(パスワード秘匿アクセス)で使用できるブラウザとしてMicrosoft Edge、Google Chrome、Safariに対応しました。(ブラウザの拡張機能のインストールが必要です。)
レポート
PostgreSQLでログイン失敗ログの収集ができるようになりました。
MySQLでログイン失敗ログの収集ができるようになりました。
点検
Windowsでスクリーンロックを解除するログインログ収集に対応しました(※3)。 特権IDの利用点検レポート、アクセス履歴レポート、ログイン失敗履歴レポートに、当該ログ情報が出力されるようになりました。
性能向上
アカウント一覧レポートの出力時間を改善しました。
Web Consoleの一覧表示画面で10,000件を超えるデータも表示/CSVダウンロードができるようになりました。件数が多い場合の表示時間を改善しました。
点検/管理
提供方法
iDoperationの提供方法として、パッケージ版、AMI(Amazon Machine Image)版に加え、アプライアンス版を追加しました。
利用

用語解説・注釈

* 「iDoperation」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。

* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

*1 富士キメラ総研「2014~2019ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」<2013年度~2018年度>

*2 ターゲット同期には対応していません。

*3 Windows Server 2003 / 2003 R2を除きます。