冗長化されたターゲットや、クラウドのデータベースサービスなど管理対象を大幅拡充したiDoperation ver 2.5 を2020年1月24日にリリース

2019年12月12日
NTTテクノクロス株式会社

特権ID管理ソリューション「iDoperation(アイディーオペレーション)」の新バージョン「iDoperation Ver2.5」を2020年1月24日から販売します。

バージョンアップの背景

「iDoperation」は、特権IDの安全な利用とリスクの可視化を支援する特権ID管理ツールで、IT全般統制やPCI DSSなどのコンプライアンスやセキュリティ強化の観点から導入が拡大しています。2012年の発売以来、毎年バージョンアップを重ね、お客様の声を取り入れ、「特権ID管理ツール」分野で6年連続シェアNo.1(*1)を獲得しています。

「iDoperation Ver2.5」では、お客様からご要望を多く頂いた、冗長化されたターゲット( SQL Server 冗長構成、Oracle RAC、 Active Directory 冗長構成)への対応に加えて、Oracle マルチテナント、クラウドのデータベースサービス(Amazon RDS SQLServer、Azure SQL Database)、Ubuntuを標準サポートターゲットに追加するなど、管理対象を大幅に拡充しました。

今後もNTTテクノクロスは、お客様の貴重なご意見を製品開発に生かすとともに、販売およびサポート体制の強化を図ることで、これまで以上に多くのお客様の統制強化とセキュリティ対策に貢献することを目指します。

主な強化点

iDoperation ver2.5 新機能一覧

環境対応
(ターゲット)
OS 管理対象ターゲットとして、下記を追加しました。
Oracle Linux7
Ubuntu
全般
データベース
SQL Server 冗長構成
Oracle Database RAC 構成
Oracle Database マルチテナント
Oracle Database 12c on Oracle Linux7
Oracle Database 18c
DB2 v11
クラウドサービス
Amazon RDS SQLServer(ログ収集は外部ログ連携が必要)
Azure SQL Database
仮想ソフトウェア
vSphere ESXi 6.5
ディレクトリサービス
Active Directory 冗長構成
レポート 利用点検レポート Web Console から特権IDの利用点検レポートのコメント欄を登録できるようになりました。 アクセスログ管理
ログイン失敗履歴レポート ログイン失敗履歴レポートを出力できるターゲットに下記のターゲットが追加されました。
・Linux(Red Hat Enterprise Linux 7,SUSE Linux Enterprise Server 12,Oracle Linux 7)
・Solaris(Solaris 11)
・HP-UX(HP-UX 11i v3)
・AIX(AIX 7.2)
機能強化
操作ログ
申請アカウントの絞り込み ワークフロー毎に申請できるアカウントを絞り込めるようになりました ワークフロー
操作ログのエクスポート 操作ログ検索画面で検索結果の操作ログをCSV形式のテキストファイルでエクスポートできるようになりました。 操作ログ管理
動画共有 ゲストユーザ(iDoperation 管理コンソールのログインIDを持たないユーザ)に動画を共有できるようになりました。

用語解説・注釈

* 「iDoperation」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。

* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

*1 富士キメラ総研「2014~2019ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」<2013年度~2018年度>