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別府市 様

「切れ目のない支援」実現に向けた挑戦
─「Salesforce®」で生まれ変わったこども支援の全貌


お客様プロフィール

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別府市

URL:https://www.city.beppu.oita.jp/

別府市は、九州の北東部、瀬戸内海に面した大分県の東海岸のほぼ中央に位置し、阿蘇くじゅう国立公園に属する由布・鶴見岳の麓で裾野をなだらかに別府湾へと広げる扇状地特有の地形により、緑豊かな山々や高原と波静かな別府湾に囲まれた美しい景観を誇り、大地から立ちのぼる「湯けむり」は別府を象徴する風景として市民はもちろん観光客からも親しまれている歴史と文化あふれる国際観光温泉文化都市。


課題

問題が起きてからでは遅い

別府市では以前からこども支援に力を入れてきたものの、その多くは問題が発生してから対応する「対症療法」的なアプローチが中心だった。不登校や虐待といった深刻な事態に陥ってから支援が始まる構造では、十分な対応が間に合わないケースも考えられる。

全てのこどもが生まれ育った環境に左右されることなく健やかに成長できる環境を整えるためには、今までに実施してきた「対症療法」的なアプローチに加え、困難が発生する前の段階、いわゆる事前領域にて支援を実施する「予防療法」的支援も実行していく必要があると考えた。

別府市 こども部次長兼子育て支援課長 中西郁夫氏

別府市
こども部次長 兼 子育て支援課長
中西 郁夫 氏


導入

教育・保健・福祉のデータを統合し、事前領域からの支援へ

この課題に対応すべく、別府市は2022年度から「こども見守りシステム」の構築に着手。まずは要保護児童対策地域協議会のデータベースを整備し、翌2023年度には「貧困」と「不登校」を重点テーマに設定。市内0歳から18歳までのデータを統合し、独自の「判定ロジック」に基づき、支援の必要性が高いこどもを抽出できる仕組みを作り上げた。

2024年度は、こども見守りシステムにて抽出された支援の必要性が高いと思われるこどもに対し、人の目による支援や見守りなどの必要性の確認・検討を実施し、支援が必要と判断されたこどもや家庭への支援を実行した。

データ収集から支援まで

成果・今後の展望について

導入事例全文は以下からダウンロードください。

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