社員インタビュー

Salesforceエンジニアの社員インタビューです。

失敗を恐れず、個性を活かして挑戦してほしい。若手プロジェクトリーダー育成にかける想い

松本 光生 | アシスタントマネージャー

ビジネスイノベーション事業部 第四ビジネスユニット

1997年4月入社

松本 光生

若手のプロジェクトリーダー育成に携わっている松本 光生さんに、Salesforceにおけるプロジェクトマネージャーの役割、仕事のやりがいや面白さ、今後の課題などを伺いました。これからキャリア採用で入社する方、プロジェクトリーダーを目指す方の参考にしてください。

プロジェクト成功を支える、プロジェクトリーダーの育成

Q. プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーの役割と、育成について教えてください。

NTTテクノクロスでは、プロジェクトマネージャーが案件の責任者として立ち、その下でプロジェクトリーダーが案件の推進役を担っています。
私は、2017年頃からSalesforceチームの若手のプロジェクトリーダー育成に携わっています。複数のプロジェクトを横断して、上流工程や要件定義、設計などのプロジェクト推進支援をする形でサポートを行っています。
私自身は、Salesforceの設定作業や設計書を作る事はほとんどありません。それよりも、お客様に対して提案や説明、どのように不安を解消するかというサポート面での関わりが多いです。
Salesforceというプラットフォームの様々な機能や思想と、お客様が抱える業務課題や実現したい機能のイメージにはギャップが生じがちですが、説明/提案/調整を行い、課題を解決し、スムーズに構築できるように持っていく、そして、それを若手プロジェクトリーダーが自力でできるように育てる事をミッションとして考えています。
新任のプロジェクトリーダーをサポートする際は、お客様への説明を行う場に私も同席して、不足している部分を補いつつ懸念事項をお伝えして、上手く解決策を探っていきます。
私があまり表に出すぎないように意識しており、裏側でプロジェクトリーダーと資料の調整をし、伝え方をアドバイスするなど、プロジェクトリーダーがお客様から認めてもらえるようにサポートしています。

何度でも失敗して良いし、自信をつけて成長してほしい

Q. 仕事のやりがいや面白さは、どのようなところで感じられますか?

松本 光生

お客様は現行のシステムをイメージしながら、Salesforceでのシステム構築を依頼する事が多いです。
そこで抱えている悩みや不満を伺い、問題の改善や解決について話し合いながら、やらなければいけない事を分解していきます。
Salesforceを使いながら今と同じ事もでき、他のソリューションと組み合わせる事もできます。逆に不要なものは削ぎ落としてシンプルにしていく事もでき、最終的に一部機能のシステム化を諦める場合もあります。
私達が関わった結果、「以前よりも扱いやすくなった」と言われる事が喜びであり、裁量を持ってお客様と関わる事ができるところがこの仕事の面白さだと思っています。
こういった面白さを、自分自身ではなく若手プロジェクトリーダーが感じられるようにするのも、私のミッションです。
一人前のプロジェクトリーダーに育てるには、実際にプロジェクトを任せて、ある程度の責任と権限を与えながら経験を積ませる事が必要です。
私を含め、プロジェクトマネージャーがフォローするため、何度失敗しても大丈夫ですので、自信をつけて成長してほしいです。

現場での指導と配慮のジレンマ

Q. 課題だと思っている事はありますか?

人材育成に関する方法論は、その人のタイプや温度感により異なるため、一般化や明文化ができない事が課題です。プロジェクトリーダーの振る舞いを見て、相手に合わせたアドバイスをしているため、フィット感を高められる一方で、目が届く範囲には限界があります。
また、お客様からの見え方を意識して、プロジェクトリーダーの話し方や内容については、目の前で指導はしないようにしています。配慮しながら訂正を加え、会社としての信頼感を担保できるように心掛けています。

個性を活かして柔軟に活躍できる環境

Q. 若手のプロジェクトリーダーを育成するために工夫している事を教えて下さい。

キャリア採用で入社する方の中には、プロジェクトリーダー経験者もいらっしゃるかと思いますが、まずはエンジニアもしくはサブリーダーとしてプロジェクトに入り、リーダー業務を少しずつ経験しながら当社での案件の進め方を学ぶ事になります。
基本的な体制としては、プロジェクトリーダー1名、その配下に翌年リーダーに立てていきたいキャリア採用者を1名、外部パートナー2〜4名でプロジェクトを回しています。
育成の観点も踏まえて、複数の社員でチームを組み、ノウハウの伝達やOJTができる体制をとっています。
入社2、3年目頃から、プロジェクトマネージャーのフォローを受けながら、徐々に一人でお客様対応をお任せしていきます。
チームには、話すのが得意な人や技術面に強い人など、様々なメンバーがいます。それぞれの個性が活かせるよう、管理職が様子を見ながらコントロールして判断をしています。
多様なプロジェクトがあるので、本人の資質や要望も踏まえてポジションを割り当てる事が、会社にも本人にとっても良い事だと思います。たとえば「プロジェクトリーダーよりもサポートする立場が向いている」という方には、プロジェクト管理業務ではなく、技術寄りの業務にアサインする事も可能です。

Salesforce以外のキャリアパスに「社内転職」

Q. NTTテクノクロスの強みは何ですか?

Salesforce社から、NTTテクノクロスはコンタクトセンター周りが強いと評価されています。
コンタクトセンターのソリューションであるサービスクラウドと、PBX(電話交換機)もセットで入れ替えたい場合に、そのノウハウが求められるので、他部署と連携しながら提案しています。
他にも、Salesforceを使った大規模データ分析なども対応可能です。
このように、NTTテクノクロスが持っているソリューションとSalesforceを組み合わせて提案できるところが、Salesforce専業ベンダーにはない強みです。
もしSalesforce以外の案件にチャレンジしたい場合は、異動すると「社内転職」とも言えるくらいガラッと違う業務に関わる事ができます。絶えずトレンドが変化するIT業界で、キャリアパスの選択肢が幅広く用意されている事も魅力と言えます。
Salesforceチームは若手が多いので、キャリア採用の方が活躍しやすい環境です。
私も過去に培ってきたノウハウは惜しむ事なく伝えていきますので、一緒に頑張りましょう。

松本 光生

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