なぜオブザーバビリティが必要か?

従来の監視は、サーバ等の各マシンのデータを定期的に収集し、装置がダウンした場合や装置の負荷が事前に設定した閾値を超えた場合、事前に設定したエラー等のメッセージを検出した場合などに、管理者に発生した事象を通知する仕組みが一般的であり、以前のシンプルなシステム構成の監視に対応することができていました。
しかし現在のシステムやアプリケーションは複雑化し、また、サーバやネットワーク機器、利用端末などを含むシステム構成も複雑化していることにより、従来の監視方法では、サービスの安定提供やトラブルが発生した際の問題の特定・解決が難しくなってきています。
複雑化したシステムの監視に対応するために、CPU使用率やメモリ使用率などだけでなく、リクエストに対する応答時間など定期的に集めた監視データである「メトリクス」、アプリケーションなどの動作や通信を記録した「ログ」、システム内で発生した処理を順番に辿るための「トレース」を取得し、それらのデータを併せて可視化し、システムの異常な動作を早期に警告するオブザーバビリティが必要となっています。

従来の監視 フルスタックのオブザーバビリティ

現状

低いサービスの信頼性

サイロ化された非効率な運用

無秩序なツール

統一された プラットフォーム

運用とビジネスデータのための一つのプラットフォーム

すべてのデータのコンテキストと相関を把握

ツールの統一化

大局的な 可視性

ハイブリッドクラウドの
End-to-Endの可視性

サービス間の依存関係性マップ

クラウドネイティブ技術

自動化された 分析

機械学習による異常検知と外れ値検知

AIOpsー賢い障害検知と対応

柔軟で強力な解析

積極的な 改善

最適化と信頼性のためのコードとパイプラインの可視性

End-to-Endのユーザエクスペリエンス

Elasticはオブザーバビリティに最適なプラットフォームです

Elastic Observabilityは、トレース、メトリクス、ログという3つの重要な要素の監視をシングルプラットフォームで実現する次世代監視ソリューションです。Elasticが得意とする検索技術を用いて、従来のIT運用において最も課題となってきたログ監視の効率化と監視制度向上を実現し、障害対応にかかる時間と労力を削減します。また、障害原因の特定を得意とする柔軟性の高い監視・分析コンソールを提供することによりMTTRを改善するとともに、ビジネスデータをコンソールに取り込むことによって運用チームとビジネス部門との情報共有を促進します。

AIを活用して異常検知を自動化し、原因分析のスピードを向上

Elasticオブザーバビリティでは、100を超える独創的な機械学習モデルを使って潜在的な問題の根本原因を自動的に表面化させることができます。また、生成系AIによって、最も関連性の高い情報をスピーディーに絞り込める自然言語チャットインターフェースを提供し、開発、SRE、DevOpsチームの生産性を向上させます。

特長・導入メリット

特長・導入メリット

即時の問題発見

リアルタイムでの監視により、システムの異常やエラーを瞬時に検出し、すぐに対応可能

特長・導入メリット

システムの透明性向上

システム全体の動作が可視化され、どこで何が起きているのかを明確に把握可能

特長・導入メリット

効率的な
トラブルシューティング

ログデータをメトリクスを分析することで、問題の原因を迅速に特定し、早期解決

特長・導入メリット

パフォーマンスの最適化

データ収集と分析により、システムのボトルネックや最適化すべき点を把握し、パフォーマンスを向上

特長・導入メリット

予防的メンテナンス

機械学習を活用して、過去のデータからパターンやトレンドを分析し、将来の問題を予測することで、予防的なメンテナンスが可能

特長・導入メリット

運用の自動化

Slack、Service Now、Microsoft Teamsなど様々なプラットフォームとの連携によるアラート機能により、問題が発生すると自動的に通知が行われ、迅速な対応が可能

主な機能

ログ監視

ログ監視
ペタバイト規模のログを簡単に一元化して検索できます。

アプリケーション
パフォーマンス監視

アプリケーションパフォーマンス監視
ソフトウェア開発のライフサイクルを高速化し、コードの質を高めます。

インフラ監視

インフラ監視
大規模なインフラ監視をシンプルに実行し、優れた可視性を構築します。

リアルユーザー監視

リアルユーザー監視
ユーザーインタラクションとパフォーマンスを測定・追跡します。

シンセティック監視

シンセティック監視
顧客エクスペリエンスをプロアクティブに監視・検証します。

活用事例

サービス基盤全体の監視と
オペレーション業務の効率化

リアルタイムログの可視化と
集計稼働の大幅削減

システムのモニタリングで
異常検知と増強タイミングを図る

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