SRT

CAPEX削減に効果的な
IP映像ストリームルーティングソフトウェア

メディアストリームルーター

IPライブ伝送する際のお困りごと

映像ストリームルーティングソフトウェア「メディアストリームルーター」を利用することで、
お困りごとをすべて解決します。

特長

かんたんに映像ストリームのルーティング
接続する伝送装置を登録することで、それらの装置間の伝送経路をWebUIからだれでもかんたんに操作できます。
映像ストリームの流量規模に柔軟に対応
映像ストリームの規模から、汎用サーバのスペックを決めることで、様々な規模に対応できます。
様々な伝送装置と接続可能
あらゆる伝送プロトコルに対応しているため、各メーカの様々な伝送装置と接続可能です。
伝送装置の制御が可能
SNMPにより、伝送装置の伝送条件の設定や動作状況の監視が可能です。

機能諸元

受信
RTP、SRT、RTMP、RTSP、
IPv4、IPv6、マルチキャスト
ProMPEG FEC
複数経路受信
冗長伝送受信
送信
RTP、SRT、RTMP
IPv4、IPv6、マルチキャスト
ProMPEG FEC、冗長伝送
Pingによる対向監視・送信制御
振り分け
入力ストリーム→ 複数送信先への配信
入力ストリーム: 受信RTPストリーム
         Remuxされた TSストリーム
         システムに登録された映像ファイル
TS Remux
複数TSストリームの多重化
PIDの付け替え(PMT、PCR、VID、AID)
入力: 受信RTPストリーム
スケジュールによる多重元の自動変更
コーデック監視
SNMPによる監視(エラー状態、ビットレート、入力)
プリセット設定
録画
一回録画、ループ録画
プレビュー
MPEG-TS(H.264,H.265)
TR101 290
MPEG-TS Priority1, Priority2
ログ
ストリーム毎の履歴確認

動作条件

対応OS ubuntu20
CPU 10ストリーム 2.0GHz 2core以上(Xeon E3-1220等)
100ストリーム 2.0GHz 12core以上(Xeon E5-2650等)
MEM 10ストリーム 4GB
100ストリーム 16GB
HDD 128GB(SATA 7200rpm)
製品構成 CD(インストーラプログラム、マニュアル)

利用例

その1

SRT+クラウドで簡単にセキュアに伝送

SRTプロトコル+クラウドを利用すると、ルータやコーデックの設定変更、グローバルIPアドレスを考慮せず、今までよりも簡単に映像伝送を行う系を構築できるようになります。
また、インターネット区間の映像信号は暗号化されるため、よりセキュアな伝送を実現出来ます。
「メディアストリームルーター」が既設の機材がサポートしているRTPストリームからSRTストリームへの変換を行うため、既存の設備を活かしつつSRTに対応した系を構築出来ます。

その2

ネットワーク要件に応じて柔軟に映像伝送

広範囲に渡って映像伝送を行う場合、すべてのネットワークを同一の要件で構築することが困難なことがあります。例えば、IPv6マルチキャストで全域に渡って伝送することで帯域を効率的に利用しようとした場合でも、一部区間がマルチキャストに対応していない、IPv4しか通らないといった例外が出てくることがあります。「メディアストリームルーター」ではIPv4/v6変換、ユニ・マルチキャスト変換、ストリームの中継を行うことで、ネットワークの要件に応じて、柔軟な映像伝送ネットワークを構築することが出来ます。

その3

大規模映像伝送ネットワーク

複数の収録拠点からの映像を、大量の受信拠点に対して伝送するような系を構築する場合、「メディアストリームルーター」を利用すれば、エンコーダの送信性能に縛られることなく、大量の受信拠点に対して伝送が可能となります。
また、受信拠点で表示する映像の変更も、「メディアストリームルーター」の設定変更だけで瞬時に切替が可能です。

その4

映像断・エラーが許されないような配信に対するソリューション

ネットワーク、viaPlatz MTSを主系・副系で構成し、両現用で運用することで、NW回線断・不調、「メディアストリームルーター」の機材不調に対し、映像に影響を与えず運用を続けることが出来ます。
更に、エンコーダ・デコーダの副系機材を用意することで更に耐障害性を向上させることが可能です。

接続実績機材

接続実績機器リスト

メーカ 型番
NTTイノベーティブデバイス株式会社 MVE5000/MVD5000
MVE7000/MVD7000
HC10000E/HC10000DS
HVX800/HVX310Live
アイベックステクノロジー株式会社 HLD-300C
HLD-5000E/HLD-5000D
メディアエッジ株式会社 MGW SprintEncoder/MGW Sprint Decoder
SC6D0N1 AIO
USDP-R1000シリーズ
Haivision Makito X4 Video Encoder/Makito X4 Video Decoder Decoder
Haivision Play Set-Top Box 4000
SONY SRG-XB25
JVCKENWOOD GY-HC500
KY-PZ400N / KY-PZ200N / KY-PZ200

※伝送装置制御対応

FAQ

ターゲット

どのような方を想定したソフトウェアでしょうか

完全二重化の強固な映像伝送など、様々な映像伝送に対応可能なため、主に映像伝送サービスや映像伝送システムを構築する方をターゲットに想定しております。

価格

利用金体系を教えてください

本ソフトウェアはライセンス販売および保守に分類されます。
ライセンス販売は、取り扱うストリーム(または端末数)数は、10本までで40万円です。10本追加毎に20万円増えます。

例えば取り扱うストリーム(または端末数)数が100本の場合は、40万円+20万円x9 = 220万円になります。

年間保守費用は、ライセンス販売価格の15%です。
初年度の年間保守費用は必須です。
保守内容は、問い合わせ対応とマイナーバージョンアップになります。

ハードウェアにインストールし提供することはできますか

可能です。
ハードウェアはお客様で調達していただき、弊社に直接持ち込んでいただくことも可能です。
また弊社でハードウェアを調達することも可能です。
どちらもインストール費20万円が別途発生いたします。

環境

このソフトウェアはクラウド上で動作できますか

可能です。
AWSやdocomo MECに実績があります。

推奨するハードウェアを教えてください

ストリーム流量が100Mbps程度で小型サーバを希望する場合、株式会社ピノー サバ太郎マイクロサーバ Type-P CPU:J1900  MEM:8GB 価格は10万円程度。
ストリーム流量が 1Gbps程度で、サーバ型を希望の場合、HPE DL20 Gen10 4SFF S100i SATAモデル CPU:Xeon E-2126 3.3GHz MEM:16GB Ethernet: 1Gb x 4port 価格は45万円程度。

製品カタログ

リンク