~コンタクトセンター向けPBXとCRMの連携を低価格で実現~「CTBASE/JointPro(シーティーベース/ジョイントプロ)」を2011年11月30日から販売開始
2011年11月28日
NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区、代表取締役社長:山田 伸一)は、コンタクトセンターの構築に必須となるPBXとCRMを連携するソフトフォン 「CTBASE/JointPro」を11月30日より販売開始します。
本製品により、AVAYAなどのPBXと、Microsoft Dynamics(R) CRMなどのCRMを連携させて、使いやすいソフトフォン、着信ポップアップ機能を低価格で実現することができます。今後順次対応製品を追加していくため、主要なPBX、CRM環境でご利用いただけます。(現在、連携可能な製品は、表1を参照ください)
背景
近年、コンタクトセンターでは生産性の向上とお客様満足度向上のため、PCから電話操作が可能なソフトフォンや、着信ポップアップ機能などCTI製品が活用されています。しかし、従来のCTI製品は、特定のPBX、CRMとの連携しかできない場合が多く、既存システムにCTI連携機能を追加したい場合には、CTI製品が自由に選択できませんでした。またCTI製品は高価であるため、小規模コンタクトセンターの場合には導入することが難しいこともありました。
NTTソフトウェアでは、これらの課題を解決するパッケージ製品としてCTBASE/JointProをリリースします。本製品は豊富なコンタクトセンター導入事例をもとに、使いやすいソフトフォン、着信ポップアップ機能を簡単・低価格で提供します。
CTBASE/JointProの特長
- (1)低価格でCTI連携を実現
- 他社CTIアダプタと比較して、安価なライセンス費用でCTI連携が実現できます。また100ユーザ以上の場合は、1システムあたりの費用となるため、将来の規模拡張時にも安心です。
- (2)オペレータが操作しやすい画面で生産性を向上
- オペレータの視点に立ったわかりやすい画面で直感的な操作ができ、コンタクトセンター業務の生産性を向上することが可能です。
- (3)顧客満足度向上を実現するオペレータ管理機能が充実
- 着信ポップアップ、ソフトフォン機能に加え、オペレータのプレゼンス(状態)情報表示や、しきい値による背景色の変化機能も充実しています。オペレータに応対時間を意識させ、顧客満足度の高い応対をサポートします。
- (4)今後、連携対応製品を拡大し、主要なプラットフォームと連携が可能
- 現在対応中のPBX(AVAYA、COMPACT IP Callbox)と、CRM(Microsoft Dynamics(R) CRM、CTBASE/AgentPro)に加え、順次対応製品を追加(表2)していきます。今後主要なPBX、CRMと連携が可能です。
表1:現在連携可能な製品
PBX製品 | AVAYA(CTBASE/Core)、COMPACT IP Callbox |
---|---|
CRM製品 | CTBASE/AgentPro、Microsoft Dynamics(R) CRM |
表2:今後対応予定の製品(カッコ内は対応予定時期)
PBX製品 | CTStage5i(2011年度末)、αNX(時期未定)、 InfiniTalk(時期未定) |
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CRM製品 | FastHelp4(時期未定)、salesforce.com(時期未定) |
製品イメージ
オペレータ操作画面の邪魔にならないバースタイルモードに変更できます。
ライセンス価格(税抜)
- ■AVAYA-PBXとMicrosoft Dynamics
- 100ユーザ以上導入の場合(1システムあたりの費用となります)
CTBASE/JointProライセンス費用合計 | 200万円 | |
(内訳) | 基本ライセンス費用 | 120万円 |
CTIアダプタライセンス費用 | 40万円 | |
Microsoft Dynamics(R) CRMアダプタライセンス | 40万円 |
- 10ユーザ導入の場合
(100ユーザ未満の場合は1席あたりの価格×ユーザ数となります)
CTBASE/JointProライセンス費用合計 | 20万円 | |
(内訳) | 基本ライセンス費用 (1ユーザ 1万2,000円×10ユーザ) |
12万円 |
CTIアダプタライセンス費用 (1ユーザ 4,000円×10ユーザ) |
4万円 | |
Microsoft Dynamics(R) CRMアダプタライセンス (1ユーザ 4,000円×10ユーザ) |
4万円 |
【価格に関する補足】
※利用するPBX,CRMによってライセンス費用が異なりますので、詳細はお問合せ下さい。
※AVAYA PBXを利用する場合には、CTBASE/Coreが必要になります。(上記表記には含まれていません。)
※上記表記にはハードウェア費用、およびPBX、CRM費用は含みません。
売上目標
2013年度末までに、1億円のライセンス販売を目指します。
CTBASE/JointPro提供開始に関する推薦文
日本マイクロソフト株式会社
Dynamicsビジネス本部 本部長 中西智行
日本マイクロソフト株式会社は、NTTソフトウェア株式会社による「CTBASE/JointPro」の提供開始を歓迎いたします。
今回の製品によって、弊社製品であるMicrosoft Dynamics(R) CRM とさまざまなPBXとの連携が容易になり、コンタクトセンターで利用される場合の生産性、顧客満足度が高まるものと確信しております。
今後も、CRM、CTI分野において、NTTソフトウェア株式会社様が提供される利便性の高いソリューションに期待致しております。
「CTBASE」について
CTBASEは、CTI技術を中心に生まれたコンタクトセンターソフトウェア群です。コンタクトセンターシステムの構築に必要なCTIミドルウェアから、IP-PBXと顧客応対アプリケーションを組み合わせたオールインワンパッケージなど、コンタクトセンターシステムの構築を力強くご支援するラインナップを取り揃えております。
- 【製品ホームページ】
「CTBASE/JointPro」の製品詳細のご案内、資料請求はこちらを参照願います。
NTTソフトウェア株式会社|会社概要
NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守・運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。「NTT SOFT e-Value Creation」をコーポレートスローガンに掲げ、お客さまの経営課題解決や要望に確実にお応えするため、付加価値の高い最適なソリューションをお客さまとともに創り出し、提供しています。
(https://www.ntt-tx.co.jp/)