WinActor(ウィンアクター)
教えて !! スーさん。
第2回「Excelで隣接する複数のセル範囲に値を設定する」の巻
目次
- 第2回「Excelで隣接する複数のセル範囲に値を設定する」の巻1
- 第2回「Excelで隣接する複数のセル範囲に値を設定する」の巻2(今回)
スーさんとサーさん、ふたりの会話を通してWinActorの利用方法をお伝えします。
こんな感じです。
最終行の取得はサーさんと同じですね。その後は、セル範囲を編集して一気に0を設定します。
では、詳細をみていきましょう。
では、詳細をみていきましょう。
文字列の連結(2つ)を使ってセル範囲を編集します。
最終行が「30」だった場合はセル範囲は「B2:D30」という内容になります。この「B2:D30」で、B2セルからD30セルまでの範囲を示していることになります。
最終行が「30」だった場合はセル範囲は「B2:D30」という内容になります。この「B2:D30」で、B2セルからD30セルまでの範囲を示していることになります。
Excel操作(値の設定)でセル位置には通常「B2」のような1つのセルを指定していると思いますが、先ほどの「B2:D30」のようなセル範囲を指定することもできるんです。
セル範囲を指定した場合は、その範囲に含まれるセル全てに設定値で指定した値が設定されます。
セル範囲を指定した場合は、その範囲に含まれるセル全てに設定値で指定した値が設定されます。
ということで今回のポイントは、
Excel操作(値の設定)のセル位置には1つのセルだけではなく、複数のセル範囲を指定することが可能ということです。
Excel操作(値の設定)のセル位置には1つのセルだけではなく、複数のセル範囲を指定することが可能ということです。
なるほど!繰返しを使うことなく、一回の操作で複数のセルに値を設定出来てすごく便利ですね。
このセル範囲に値を設定する方法の応用編として、次のようなやり方もあるので活用してみてほしい。
先ほどの稼働集計に実績が入った結果ある。
C列の超勤時間が45を超えている場合に、E列に「45h超」という文字列を設定したい。
C列の超勤時間が45を超えている場合に、E列に「45h超」という文字列を設定したい。
これを実現すると以下のようになります。
最終行の取得は先ほどと同じ。
セル範囲の編集は「E2:E」と最終行を連結。
セル範囲の編集は「E2:E」と最終行を連結。
⑥のExcel操作(フィルタ条件設定)で、C列が45より大きいという条件でフィルタを設定。
⑦のExcel操作(値の設定)で、「45h超」をセル範囲に対して設定。
実行結果がこちら。
フィルタ設定した状態で表示行だけに「45h超」の文字列が設定されます。
フィルタ設定した状態で表示行だけに「45h超」の文字列が設定されます。
フィルタを解除した結果がこちら。
へー!フィルタ設定した状態で、セル範囲に値を設定すると表示行にのみ値が設定されるんですね。
これはいろいろな場面で活用できそうです。
これはいろいろな場面で活用できそうです。
今回も勉強になりました。ありがとうございました。
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