多要素認証プラットフォーム TrustBind/MFA
企業のクラウドサービス利用は普及が進む一方で、セキュリティに対する利用者の不安や懸念は依然として高い水準で推移しています。中でも、成りすましや不正アクセスによる情報漏えいはクラウドサービスを利用する企業にとって重大な関心事となっています。
「多要素認証プラットフォーム TrustBind/MFA」は、攻撃者に狙われやすい認証のプロセスを対象に、旧来のパスワードに依存しないさまざまな認証技術を組み合わせることで安全性を高めることができるソリューションです。
クラウドサービス利用における課題
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その1クラウドサービスや利用環境によって、認証の強度を使い分ける必要がある!重要なデータを扱うクラウドサービスや、社外からのアクセスには、通常よりも強固な認証を行う必要がある。
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その2同じID/パスワードを使い回すユーザが大きな脅威に!複数のクラウドサービスで同じID/パスワードを使い回していると、どこか1箇所のクラウドサービスで流出してしまった場合に、リスト型攻撃にて簡単に複数のクラウドサービスのアカウント乗っ取りが発生してしまう。
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その3ワンタイムパスワードを導入したいけど、コストがかかる!運用が大変!インターネットバンキングなどの高セキュリティが求められるサイトでは、トークンを利用したワンタイムパスワードが用意されていることが多いが、トークンの購入・キッティング・配布など、相応の原価や運用の手間が発生する。
こうした課題を「TrustBind」が解決!
セキュリティ・利便性・低コストを兼ね備えた多要素認証プラットフォームを提供します。
多要素認証プラットフォーム TrustBind/MFA の特長
利便性を保ちながら、社外からのアクセスを安全に。
社外からクラウドサービスを利用する場合の認証は、社内アクセス以上に強化することも可能です。
TrustBind/MFAを活用することで、社内からのアクセスは簡単な認証方式を利用しながら、社外からのアクセスのみに対しセキュリティ強度を高め、高度な認証方式を組み合わせた多要素認証を採用することが簡単に実現できます。
仮に第三者にID/パスワードが漏れたとしても、他の認証要素を成功させなければログインできません。
APIで任意の認証方式と連携が可能!
TrustBind/MFAの多要素認証プラットフォームは、認証要素を追加するためのAPIインターフェースが用意されています。お客様のご要望により指定された認証方式との連携が必要な場合、同じようにAPIインタフェースが用意されている認証方式との組み合わせであれば、スムーズに機能拡張することができます。
豊富なシステム導入実績!
TrustBind/MFAの多要素認証プラットフォームは、認証連携ソリューション「TrustBind/Federation Manager」とともに、NTTグループをはじめとした数多くのサービスプラットフォームで採用されています。また、多くの機能は自社で開発されており、お問い合わせ窓口もサポートなどの対応もNTTテクノクロス1社で完結。豊富な実績とノウハウを活かした保守サポートをご提供します。
構成イメージ
TrustBind/MFAは、オンプレミス、パブリック/プライベートクラウドへの導入や、サービスとしての提供が可能ですので、お客様のご要望に合わせた導入構成をご提案いたします。
オンプレミスやクラウド環境への導入の場合、TrustBind/MFAは認証連携ソリューション「TrustBind/Federation Manager」の認証エンジンとして動作し、多要素認証を必要とする他のシステムやサービスと連携します。
動作環境
OS | RedHat Enterprise Linux 8 |
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Javaプラットフォーム | OpenJDK 8 |
Webコンテナ | Apache Tomcat 9.0 |
DBサーバ | PostgreSQL 12 |
※上記以外の動作環境についてのサポート可否についてはお問合せください。
価格
価格はこちらのページをご参照下さい。
動作環境
※TrustBind は、NTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
※その他の会社名、製品名などの固有名詞は、一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
※当ソリューション・製品に関するお問い合わせリンクは、NTTテクノクロスのお問い合わせ専用ページ(社外サイト:MARKETINGPLATFORM)に遷移します (MARKETINGPLATFORMは、株式会社シャノンが提供しているクラウドアプリケーションです)。