
リモートアクセスやクラウドシフトの課題
1.VPN型アクセスの限界

テレワーク需要により、同時利用者数が増加するとともに、Web会議などの動画や音声を扱うトラフィックが増えたことで、VPN装置には想定以上の負荷が掛かっています。
テレワーク環境でのクラウド利用は、VPNを経由せずに直接利用することが望ましいです。
2.クラウドごとにバラバラの認証

クラウド利用の増加に伴い、パスワード管理のリスクも増大しています。IDやパスワードがクラウドごとにバラバラに管理されていると、従業員にとってストレスとなるだけでなく、セキュリティのリスクも高まってしまいます。シングルサインオンの導入等により、一点集中型のセキュリティ強化を行うことが望ましいです。
3.レガシーな業務システム

オンプレミスで拡張を重ねて運用してきた業務システムは、移行に多大な費用や長い期間を必要とする場合があります。このような、すぐにはクラウドに移行できない既存の社内リソースを抱えながらクラウドシフトを進めて行く必要があります。
4.リモート端末のセキュリティリスク

会社のファイアウォールに守られていないリモート端末は、ウィルスやマルウェアの被害に遭いやすく、またそれらの端末が社内ネットワークに接続することで被害を拡大する危険性があります。
テレワークのための新たなエンドポイント・セキュリティ対策を講じるべきです。
TrustBindで実現する
「ハイブリッド認証基盤」
従来の境界型防御の課題を解消する「ゼロトラスト」と「ハイブリッド認証基盤」の考え方についてご紹介します。