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R-Talkシリーズはパーティションを設置した会議室でも確実な集音を実現

新型コロナウィルス感染症対策によるワークスタイルの変化で、打ち合わせにはWeb会議を利用するようになった方も多いと思います。
しかし、会議室に設置された飛沫感染対策用のパーティションにより、発言者の声が遮られたり、反響してしまうことにより、Web会議の相手側に届く音声が聞き取りづらくなっていることがあるかもしれません。
R-Talkシリーズは、パーティションが設置された会議室でも確実な集音を実現し、Web会議相手の方に聞き取りやすい音声を届けます。

パーティションの設置で起こる「音声の聞き取りづらさ」

Web会議を快適にするために取り入れたWeb会議用マイク・スピーカーも、パーティション越しの人の発話がパーティションに遮られてうまく集音できず、「音声が聞き取りづらい、音声が途切れる」という問題が生じることがあります。

パーティションの設置で起こる1つ目の問題として、パーティションによる音の遮りがあります。
Web会議を快適に実施するためのWeb会議用マイク・スピーカーは、マイク・スピーカーを中心として360度の範囲を集音します。しかし、パーティションが設置された会議室では、パーティションが音声を遮り、パーティション越しの音声をうまく集音することができず、Web会議相手の方に「音声が聞こえない」「音声が聞き取りづらい」という問題を発生させます。

パーティションの設置で起こる2つ目の問題として、パーティションによる音の反射があります。
会議卓の上に設置されたパーティションは、マイク・スピーカー本体及び発話する人との距離が近く、マイク・スピーカー本体から出る会議相手の音声や、会議室内で発話している人の声を反射させます。 マイク・スピーカーから出る会議相手の音声が拡声され、パーティションで反射し、再びマイク・スピーカーで集音されることでエコー発生の原因となり、会議相手の方に「音声が聞き取りづらい」という問題を発生させます。

R-Talkシリーズは拡張マイクの活用で集音しにくい位置の音声を確実に集音します

拡張マイクで「音声の聞き取りづらさ」を解消

パーティションを設置したWeb会議で、パーティションによる音の遮りを解消し、確実な集音をするためには、R-Talkシリーズのマイク・スピーカーと拡張マイクの併用がおすすめです。
R-Talkシリーズのマイク・スピーカーと拡張マイクをパーティションを挟んで設置することで、パーティション越しにいる人の声も確実に集音し、Web会議相手の方に聞き取りやすい音声を届けます。

●「R-Talk 1500」の拡張マイクの活用で、パーティション問題も「密」もまとめて解消。

R-Talkシリーズの拡張マイクについて

大人数のWeb会議では「R-Talk1500」、少人数のWeb会議では「R-Talk900」「R-Talk950」のご利用がおすすめです。

「R-Talk1500」は、本体1台につき拡張マイクを最大4個接続することが可能です。 拡張マイクのケーブル長は3mあるので、ソーシャルディスタンスもしっかりと確保できます。「R-Talk 1500」は、1台で半径3m、6名程度の会議に対応可能です。さらに拡張マイクを接続すれば10名程度まで対応可能です。また「R-Talk1500」本体を6台まで連結できるカスケード接続機能と拡張マイクを組み合わせることで、最大で60名程度の大規模なWeb会議に最適です。
「R-Talk1500」についての詳細はこちら

「R-Talk 950」の拡張マイクは、本体1台につき、最大2個接続可能です。ケーブル長は2mあるので、少人数の会議でもソーシャルディスタンスを確保できます。 「R-Talk 950」は、パソコンとの接続だけではなく、スマートフォンやタブレットと のBluetooth接続によるWeb会議、固定電話と接続した電話会議など、マルチにご活用いただけます。サイズもコンパクトなB5サイズで持ち運びもラクラクです。
「R-Talk950」についての詳細はこちら

「R-Talk900」の拡張マイクは、本体1台につき、最大2個接続可能です。ケーブル長は2mあるので、少人数の会議でもソーシャルディスタンスを確保できます。 「R-Talk 900」は、Web会議専用モデルのマイク・スピーカーです。軽量コンパクトで持ち運びが簡単。USBでパソコンに接続するだけの簡単セッティングで、すぐにお使いいただけます。ハドルスペースやテレワークにもおすすめです。
「R-Talk900」についての詳細はこちら

「R-Talk1500」の集音範囲指定機能で「音声の聞き取りづらさ」を解消

パーティションによる音の反射で起こる音声の聞き取りづらさを解消するにはWeb会議用マイク・スピーカー「R-Talk1500」の集音範囲指定機能が活躍します。「R-Talk 1500」には「集音方向指定(MANUAL)モード」と「話者自動追尾(AUTO)モード」の2つのマイクモードが搭載されており、マイクモードのボタンを切り替えるだけで簡単に集音範囲を指定することが可能です。集音方向指定(MANUAL)モードでは、集音エリアを4方向に分けて90度単位で指定することができ、手動でマイクのON/OFFの設定ができます。また、集音範囲に指定している方向の確認もマイク・スピーカーに備えられているランプの点灯ですぐに確認することができます。

●マイク・スピーカー搭載のボタンで簡単操作

パーティションを設置したWeb会議では、集音範囲指定(MANUAL)モードを利用し、パーティションが置いてある方向のマイクをOFFにし、発話者のいる方向のマイクのみをONにすることで、マイク・スピーカーはパーティションによる音の反射は集音せず、発話者のいる方向の音声のみを集音します。 集音方向指定モードはパーティション以外にも、モニターや壁など、音を反射する物の近くにマイク・スピーカーを設置する場合にもおすすめの機能です。
また、話者自動追尾(AUTO)モードでは、自動で発話者の方向に合わせて集音をします。「R-Talk 1500」を1台で使用するときには話者自動追尾(AUTO)モードがおすすめです。
利用シーンに応じたマイクモードの使い分けで、快適なWeb会議を実現していただけます。
「R-Talk1500」についての詳細はこちら

「R-Talk950」「R-Talk900」は設置場所の工夫で「音声の聞き取りづらさ」を解消

「R-Talk 950」「R-Talk 900」には集音範囲指定機能は搭載されておりませんが、「R-Talk」マイク・スピーカー本体をパーティションから離して設置することで、反射音の影響を緩和することが可能となります。 「R-Talk 950」「R-Talk 900」のマイク・スピーカーはコンパクトでありながら、高性能な音声技術により、まるで対面のようなスムーズなWeb会議を実現できます。 「R-Talk 950」「R-Talk 900」も拡張マイクを併用すれば、パーティション越しの話者の音声を確実に集音することが可能です。

●「R-Talk 900」「R-Talk 950」には集音範囲を指定する機能はありませんが、「R-Talk」マイク・スピーカー本体をパーティションから離してご活用頂くことで、反射音の影響を緩和することが可能となります。

R-Talkシリーズのマイク・スピーカーでWeb会議を快適に

「R-Talk」のマイク・スピーカーは、すべてのモデルにNTT研究所の音声・音響処理技術が搭載されており、多様な利用シーンにおいて高品質な音声でWeb会議を実現します。パーティションが設置された会議室でも快適に、クリアな音声でWeb会議をおこなっていただけます。

また、"会議室の飛沫感染対策"をポイントにR-Talkシリーズの便利な使い方もご紹介していますので、合わせてご覧ください。

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