R-Talkとは? About

R-Talkのコンセプト

「R-Talkシリーズ」は、様々な遠隔会議でご利用いただける音声会議用マイクスピーカー。
「R-Talkシリーズ」と固定電話や携帯電話/PHS、スマートフォン/タブレット、パソコンなどの通信機器を接続すれば、離れた場所にいる人といつでもどこでも面倒な設定いらずで音声会議がはじめられます。快適な音声コミュニケーションを実現するため、エコーキャンセラーやノイズリダクションなどに関するNTT研究所の音声・音響技術を搭載し、多人数同士の会話でもクリアで聞き取りやすい音声でストレスのない快適な会話を実現します。

※R-Talkに通信機能は搭載しておりません。

NTTテクノクロスが贈る高性能な会議用マイクスピーカー「R-Talkシリーズ」。
様々なシーンでの一歩進んだ音声コミュニケーションを「R-Talk」が実現します!

R-Talkの歴史

R-Talkが実現する3つの「R

「Real」「all-Round」「Right now」 R-Talkは3つの「R」を実現します。

  • Real

    NTTが長年培った、聞き取りやすいクリアな音
    NTTが長年培った、聞き取りやすいクリアな音

    NTT研究所の音声・音響処理技術を搭載し、高品質な音声通話を実現。自動音量調整機能により声の大きさを適切に調整し、ノイズキャンセラーにより周囲の雑音をカット。聞き取りやすいクリアな声で、遠隔地との通話でもストレスを感じさせません。

  • all-Round

    抜群の携帯性と通信機器を選ばない汎用性
    抜群の携帯性と通信機器を選ばない汎用性。

    ビジネスバックに収納できるコンパクトサイズを実現。さらにモバイルバッテリーやUSB給電による電源確保によりどこでも使用できます。また、固定電話(アナログ回線/IP回線)や携帯電話/PHS、スマートフォン/タブレットで利用可能。衛星携帯電話と組み合わせれば災害等の緊急時でも強力な通話手段となります。

  • Right now

    抜群の携帯性と通信機器を選ばない汎用性
    面倒な設定不要で、すぐに使える簡単設計。

    電話のハンドセットからハンドセットコードを外し、R-Talkにつなぐだけで準備完了。いつもと同じようにダイヤルするだけで音声会議がはじめられます。パソコンとの接続も、ドライバのインストールは不要でUSBケーブルをつなぐだけ。難しい設定がいらず、誰にでも使える簡単設計です。

R-Talkが実現する「聞き取りやすい音声」

R-Talkシリーズには、音声会議で非常に重要な「声の聞き取りやすさ」を向上させる、NTT研究所が長年培った音声・音響技術が搭載されています。
代表的な技術をご紹介いたします。

NTT研究所の技術を応用したエコーキャンセラーを搭載

会議の最中、スピーカーから出力される相手の音声がマイクに拾われてしまいエコーが発生することがあります。これを除去する技術がエコーキャンセラーです。エコーキャンセラーには以下のような方式が使用されています。

  • エコー除去インテリジェントマイク技術

    複数の集音マイクにより、スピーカーから再生される相手の音声や周囲雑音を除去し、話者の音声を明瞭につたえる新技術です。

  • ダブルトークロバストエコーキャンセラ技術

    ダブルトーク(同時発話状態)でも正確にエコーを推定することにより、従来技術での聞き取りづらさを解消し、対面で会議しているかのようなリアルな音声通話を可能とする新技術です。

    ダブルトーク状態における音声レベルの比較概念図
  • エコーリダクション

    マイクスピーカーを通した音声(入力信号)には通話の音声だけではなく、エコーが含まれています。エコーリダクションではエコーの周波数を特定し、出力するときにはクリアな音声のみを届ける機能です。

    エコーの周波数
  • ボイススイッチ

    他拠点の音声と自拠点の音声など、会議中に存在する複数の音声の大きさを比較し、音量を制御します。ハウリングやエコーが起きにくくなります。

  • 適応フィルタ

    その場の音声に合わせたフィルタ処理をすることで、エコーが発生しにくくなります。

  • デュオフィルタ構成の適応フィルタ

    複数の拠点で同時に音声を発した際、エコーが除去しきれない場合があります。その問題をこのフィルタで回避します。

ノイズリダクション

エアコンの音や紙をめくる音などの環境雑音を特定して取り除きます。

オートゲインコントロール

人によってマイクへの距離や声の大きさが違いますが、この技術によりそれらを一定の音量に調整することで、聞きやすい音声で会議をすることができます。

※エコーとは…スピーカーから出力された音声がマイクに拾われてしまい、同じ音声が繰り返し再生されてしまうこと

※ハウリングとは…エコーと同じ原理で発生し、特定の周波数のみが大きくなり「キーン」などの大きな音が鳴ってしまうこと

※ダブルトークとは…複数拠点の同時発話により回線経由で発話が重なる状態

R-Talkの歴史