プレスリリース
コールセンター向け音声認識AIプロダクト「ForeSight Voice Mining」をクラウドサービス化
コールセンター向け音声認識AIプロダクト「ForeSight Voice Mining」をクラウドサービス化
~低コストかつ短期間で導入を実現し、中小規模コールセンターでも充実した機能の利用が可能~
2024年10月16日
NTTテクノクロス株式会社
NTTテクノクロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡敦子、以下「NTTテクノクロス」)は、コールセンター向け音声認識AIプロダクト「ForeSight Voice Mining(フォーサイト・ボイス・マイニング 以下、FSVM)」のクラウドサービス「ForeSight Voice Mining Cloud」を2024年11月1日から提供を開始します。
背景
FSVMは、NTTの研究所が独自に開発した音声認識技術や言語解析技術を活用したコールセンター向けAIプロダクトです。これまでオンプレミス版を展開しており、大規模コールセンターを中心に5万6千席以上*1導入しています。オペレーターの応対を支援する機能や管理者の業務を効率化する機能などにより、コールセンターや自治体などの電話応対業務の応対力向上を実現してきました。一方、オンプレミス版のFSVMは、中小規模センターへの導入においても大規模センターと同等のシステム構築作業が必要であり設備費用がかかることから、導入が見送られるケースもありました。
今回、FSVMをクラウドサービス化することで、コールセンターの規模を問わず充実した機能を提供しつつ構築・運用コストを抑え、短期間で小規模からの導入が可能となります。
ForeSight Voice Mining Cloudの特長
低コストかつ短期間で中小規模コールセンターにも導入可能
最短1週間で数十席からの小規模導入が可能です。また、クラウドサービスのため初期費用が抑えられ、低コストでの運用が行えます。ForeSight Voice Mining(オンプレミス版・クラウドサービス共通)の主な機能概要
①音声認識&通話要約機能
通話内容をリアルタイムに音声認識し、通話終了後に生成AIが要約を作成することで通話後の作業時間短縮が図れます。②マニュアル表示機能
通話内容に応じて適切なマニュアルを表示することで、経験の浅いオペレーターでもスムーズな対応が可能になります。③通話モニタリング機能
管理者が複数オペレーターの通話をリアルタイムで確認することができ、離れた場所でも支援が可能です。④通話の応対品質評価
通話終了後にシステムが自動で応対品質を評価することで、管理者の評価稼働の削減と応対品質の向上を実現します。今後の展開
NTTテクノクロスでは、FSVMクラウドサービスへの生成AIを活用した追加機能の搭載などを行い、より高度な機能を提供し、コールセンターの業務の効率化やCX(顧客体験)向上に貢献します。
価格
詳細はお問い合わせください。
用語解説・注釈
*1:2024年9月末時点
*「ForeSight Voice Mining」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。