2022年09月30日

NTTテクノクロス株式会社

NTTテクノクロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:桑名栄二 以下、NTTテクノクロス)は、オンラインの会議やライブイベントでのステレオ音声のエコー発生を防ぎ、臨場感のあるステレオ音声を実現するエコーキャンセラソフトウェア「ステレオエコーキャンセラライブラリ」を2022年9月30日から販売します。

背景

パソコンの通話アプリやWeb会議システムには、スピーカー音をマイクが集音することでエコーが発生しないようにソフトウェア(エコーキャンセラ)が組み込まれています。それらのソフトウェアはモノラル音声対応が大多数であることから、昨今のコロナ禍を背景にリモート環境における音響の高品質化が求められていました。
 NTTテクノクロスでは、これまで培ってきたエコーキャンセラ技術のノウハウをもとに、臨場感のあるリモート環境を実現するステレオ対応のエコーキャンセラソフトウェア*1を開発しました。

2拠点での利用イメージ

特長

ステレオ化と広帯域化により高臨場感を実現

ステレオ環境(マイクとスピーカーそれぞれ2つ)で発生する4つのエコー(伝達)経路を分析処理してエコーを消去するとともに、デジタル信号処理の最適化による広帯域化により、高い臨場感を実現しました。

モノラルタイプと「ステレオエコーキャンセラライブラリ」との違い

価格(税別)

 4万円/1ライセンス

用語解説・注釈

*1:本ソフトウェアは64bit Windows DLL形式ライブラリとなり、アプリケーションへの組み込み開発が必要です。

*「ステレオエコーキャンセラライブラリ」はNTTテクノクロス株式会社の商標です。

* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。