2014年02月13日

クラウドコンピューティングの普及とともに、企業・自治体等が保有する様々なデータを自由に組み合わせて利用できるようになりました。これらの大量かつ多種多様なデータを、異なる分野・部門で横断的に共有・分析・活用することで、新たな付加価値を生み出すことが期待されています。

NTTソフトウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田伸一、以下、NTTソフトウェア)では、2014年4月1日より、これまで培ってきたクラウドコンピューティングとビッグデータに関する基盤技術をスピーディにビジネス化し、市場に投入できる体制にします。

(1) クラウド分野では、お客様のビジネス課題に基づいてコンサルティングを行い、セキュリティを重視したプライベートクラウド環境と、経済性を求めるパブリッククラウド環境、これらを組み合わせて適材適所で利用するハイブリッドクラウド環境の構築・運用・保守を行います。このため、サーバー、ネットワーク、ストレージなどの資源の仮想化により柔軟かつ効率的な運用を可能とする次世代ITインフラ(Software-Defined Infrastructure)に取り組み、当社の強み(セキュリティ、モバイル)を生かしたクラウドサービスの提供を目指します。
(2) ビッグデータ分野では、従来から取り組んできた音声・映像などに関する大量データ処理に加えて、リアルタイム分析基盤Jubatus(ユバタス)(*1)等の高度な分析技術を活用することで、お客様のビッグデータから新たな価値を生み出すソリューションを提供していきます。

*1:Jubatus
日本電信電話株式会社ソフトウェアイノベーションセンタと株式会社プリファードインフラストラクチャーが共同開発した、ビッグデータのリアルタイム分析のためのオープンソースソフトウェア。分散したデータを「大量に」「すばやく」「深く」解析するためのリアルタイム型ビッグデータ分析基盤技術。2014年1月より当社で商用サポートを提供しています。

新組織体制(4月1日以降)

クラウド事業部(新設)とメディア事業部が、お客様ビジネスへの貢献を目指して、それぞれクラウド分野とビッグデータ分野を担当します。

新組織体制図