2013年12月12日

NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:山田伸一)は、昨年より販売している「CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)標的型メール対策」(以下、本製品)を、企業のPC利用環境などに柔軟に対応できるように進化させ、2013年12月12日より新たに販売いたします。また、標的型攻撃を想定した簡易訓練機能も今後追加し、標的型攻撃メールへのさらなる対策強化を支援します。

背景

近年被害が急増している標的型攻撃に対して、業種・業態、規模に関わらず多くの企業が対策を必要としています。特に標的型攻撃メールでは、複数の対策で企業を守る「多層的防御」を行ったうえで最終的にはメールを受け取る社員の意識を高めることが重要になっています。NTTソフトウェアでは、2012年から「CipherCraft/Mail 標的型メール対策」を販売し、いち早く社員の意識向上・啓発対策を支援してきました。今回、従来の機能を見直し、発展させると同時に「標的型攻撃メールに気付くための社員教育・訓練を繰り返し実施し、意識付けをしたい」という企業からの要望を取り入れ、リニューアル販売いたします。

本製品の特長

本製品は、企業における標的型攻撃メールへの対策を強化し、社員の危機意識を向上させることを目的としています。

(1)独自分析エンジンによる不審メール検知

標的型攻撃の疑いのある不審なメールを当社独自エンジンで分析します。その結果、不審なメールをメールソフトウェアで受信する前に隔離し、不審メールと検知された理由を画面にて通知します。社員がその情報を元に安全なメールと判断した場合のみ受信することにより、標的型攻撃メールを意識したメール利用を促します。

(2)PC利用環境や対象人数に制限されずに導入可能

これまで本製品は、ソフトウェアをPCにインストールするタイプのみでしたが、これに加え、社員自身がインストールする必要のないサーバ設置型を提供します。セキュリティポリシーなどから、PCにソフトウェアのインストールを行えない企業や一斉に対策を始めたい企業へも対応が可能となりました。

(3)メール受信者の操作や不審メールの属性情報を記録

本製品からアラート(標的型攻撃メールの疑い通知)を受けた際の操作情報や、メールの傾向を把握するための情報を記録します。メール管理者は、どの部署に対して不審なメールの送信が多いか、どのような不審メールが多いかなどの傾向を把握し、積極的に対策の強化を図ることができます。

(4)日常的にセキュリティ意識を高める簡易訓練機能(来春提供予定)

管理者が社員に対して、標的型攻撃メールに見せかけた通知をすることができ、かつ、適切な対応を習得させる機能です。繰り返し訓練を行えるため、社員の漫然としたチェックを防ぎ、標的型攻撃に対する危機意識を日常的に高めておくことが可能となります。

価格

ユーザライセンス:50ユーザ \190,000~

※サーバ設置型を利用の場合には、お問い合わせください。

「CipherCraft/Mail 標的型メール対策」ついて

「CipherCraft/Mail」は、2013年3月時点で700社以上の導入実績、6年連続シェアNo.1(*1)を獲得しているメール誤送信防止ソフトウェアです。同ソフトウェアの開発・導入で培ったノウハウを活用して「CipherCraft/Mail 標的型メール対策」を開発し、2012年12月に販売開始しました。


CipherCraft/Mail 標的型メール対策」の製品詳細のご案内、
資料請求はこちら
を参照願います。

【用語解説】

*1:調査レポート
株式会社ミック経済研究所『情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2013
【内部漏洩防止型ソリューション編】』

NTTソフトウェア株式会社|会社概要

NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守・運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。

※ 「CipherCraft」はNTTソフトウェア株式会社の登録商標です。