~プライベート・クラウドの構築/運用をオープンソースで支援~クラウド・セルフサービスポータル「vHut(ブイハット)」のRedHatEnterpriseVirtualizationv3.1対応版を3月18日より無償公開
2013年03月18日
NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区、代表取締役社長:山田 伸一)は、オープンソースソフトウェアとして無償公開中であるvHut(virtualization High-operation support tool)の、Red Hat Enterprise Virtualization v3.1(以下、RHEV v3.1)対応版を2013年3月18日より無償公開いたします。 本対応により、利用者が使いやすく、管理者が管理しやすい柔軟性のあるプライベート・クラウドの利用を実現します。
vHutは、2011年12月にオープンソースソフトウェアとして公開以来、多くのお客さまにダウンロード方式によりご利用いただいており、主に研修環境における構築・運用負荷の軽減を目的としたプライベート・クラウドの構築支援ツールとしてご利用いただいていております。 vHutは「仮想マシンおよびネットワーク構成」をテンプレートとして提供しており、お客さまが実施するスケジュールをテンプレート上で、設定値を指定することで、プライベート・クラウド上の必要な構成を自動生成します。
今回のRHEV v3.1対応による特長
(1) 使いやすいクラウドの利用環境を実現
研修環境などの利用時に、仮想マシンを停止することなく静止点(スナップショット)を取得できるライブスナップショット機能などを利用することが可能となります。本機能により、研修途中で前の演習環境に戻して復習を行うなど、より柔軟な研修カリキュラムに対応可能な環境を構築できます。
(2) 最新のRHEVへの対応により安定性・信頼性を向上
RHEV v3.1への対応により、従来バージョンより安定した、高いパフォーマンスと信頼性のある仮想化のシステム構築とその運用が可能となります。
※RHEV3.1に関する詳細については、下記のURLを参照ください。
http://jp.redhat.com/products/virtualization/server/
オープンソースソフトウェアへの取り組み
NTTソフトウェアでは、オープンソースの積極的活用に取り組んでいます。
詳しくは、「オープンソースソフトウェアの活用」のページを参照ください。
【用語解説】
*1:クラウド・セルフサービスポータル
クラウドで提供されているサービスを、利用者自身(=セルフ)が自由に設定変更できる画面。
*2:Red Hat Enterprise Virtualization
Red Hat株式会社が提供するサーバ仮想化製品。コア技術としてKVM(Kernel-based Virtual Machine)を採用している。
NTTソフトウェア株式会社について
NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守・運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。お客さまの経営課題解決や要望に確実にお応えするため、付加価値の高い最適なソリューションをお客さまとともに創り出し、提供しています。
※「vHut」は、NTTソフトウェア株式会社の登録商標です。
※Red Hat Enterprise Virtualizationは、RedHat株式会社の登録商標です。