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法人向け動画配信システム viaPlatz(ビアプラッツ)
導入事例 学校法人倉橋学園 キラリ高等学校様
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静岡県で初めての私立通信制単位制高校として開校した、学校法人倉橋学園 キラリ高等学校様。スクーリング(実際の登校)と通信の二本立てで授業を行っています。5年前の2015年より「viaPlatz」を導入され、ご活用いただいています。スマートフォンやタブレットという環境でいかに生徒の興味を途切れさせず、授業に集中してもらうか。先生方の工夫や使い勝手などについてもうかがってきました。お話を聞いたのは後藤良太教諭です。
録画配信授業に求められるクオリティ
当校には、週3日以上通学して授業を受ける「通学タイプ」と、通信による授業を主体とした「通信タイプ」という2つの学習タイプがあります。通信タイプと言っても、カリキュラムの半分は登校して授業を受けるのが文部科学省で決められた単位取得の条件です。そのため、必要に応じて県内に4つある校舎へスクーリングに通うことになります。現在、インターネットを使った授業では、各教科の担任教諭が45分間の授業を自分でビデオ撮影し、本人がアップロードまで担当することになっています。
以前のシステムでは、黒板の板書が読めませんでした。黒板全体が収まるような位置から撮影するのですが、解像度が低いというのが難点でした。また、ログを取ることができないので、生徒が必要な授業を受けたかどうかがわかりませんでした。使用できるデバイスもPCだけだったので、時代にそぐわなくなっていると感じていました。それと、海外製のシステムのせいかインターフェイスがわかりにくく、操作に戸惑うこともありました。そういった点を解決してくれるシステムを探していて、「viaPlatz」にたどり着いたのです。
履修状況を把握でき、制作の機動力も向上
まず、解像度が上がって板書がきれいに読めるようになったことが大きいです。以前のシステムの時から家庭用のデジタルビデオカメラで撮影しているのですが、これだけきれいになったのはやはりシステムが変わったからでしょう。今の生徒はあまりPCを持っていませんから、スマートフォンやタブレットで授業を受けられるようになったのも大きいです。ほとんどが自宅のWi-Fi環境下で見ているようです。また、残されたログから受けた授業を確認して、不足している生徒には再視聴の連絡ができます。
導入時、先生たちがそれぞれの校舎に集まって話をして、取りあえずみんなでやってみようとスタートしました。ウィザードがあって、それに沿ってやっていけばいいので簡単です。カテゴリー設定を間違えないよう注意するくらいで。スマートフォンで撮影するようになった先生もいます。ビデオカメラの台数も限られているので、手近な撮影手段が使えるから便利です。画質は遜色ありませんし、音声もしっかり入ります。アップロードする際も、動画が自分のスマートフォンのどこに保存されているかわかっているので、指定するのも簡単です。ビデオカメラはなくてもいいくらいですね(笑)。美術や体育などの科目では、座学は録画配信授業で、実技はスクーリングで、と分けています。先生によっては編集でスライドを入れ込むこともあり、体育ではスポーツの参考写真を挟み込んだりもしています。こういったフレキシブルさが録画配信授業のメリットだと思います。
生徒情報の入力が自動化できれば
基本的に、担任が履修科目をいったん全部リセットして、手入力で入れ直しています。生徒数が40人弱なので今のところそれほど大変ではありませんが。でも生徒数が増えることがあれば、自動化できる機能を付けてもらえるとありがたいですね。それが望みたい改善点です。あとは、以前やっていたようなライブ授業の可能性にも期待したいと思います。
オンライン会議アプリを使って授業形式をやっていました。2か月程度でしたが、他の学校ほどの大きな変化はなかったと思います。よく「コロナ後」の教育環境について語られています。当校はもともと通信制ということもあり、基本は自学自習です。すべてをオンラインによる授業にすることは現行法上できませんが、今のシステムをうまく活用して変わらず続けていけるのではないでしょうか。
- viaPlatz導入でこう変わった!
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- 黒板の板書がきれいに読めるようになり、声もはっきり聴き取れるようになった。
- 視聴のログが残るので、必要な授業を受けたかどうかが確認できるようになった。
- スマートフォンやタブレットでも見られるようになり、自由さの幅が広がった。