コラム

デジタルサイネージのトレンド:リアルタイムコンテンツ

2018年07月30日

コンテンツ

デジタルサイネージのコンテンツが変化をしています。
ネットワークを介したデジタルサイネージの普及、ICTとWebのテクノロジーの発展にともなって、従来の放映用動画・静止画コンテンツだけでなく、リアルタイムに情報が変わるコンテンツが増えています。

多くの皆さんが目にするものでは、電車の運行情報が挙げられます。
随時、変化する路線の運航情報を取集しデジタルサイネージ上に表示して、利用者に告知しています。また、オフィスビルに入った際、デジタルサイネージでオフィスビルの消費電力量をご覧になった経験があるのではないでしょうか。これは、BEMS(Building Energy Management System)と呼ばれるビルの管理データを使い、オフィスビルの消費電力量の集計とグラフ化を行ってデジタルサイネージ上に表示しているものです。時間単位で数値が変わり、各オフィスビルの省電力に向けた取り組みを見える化しています。

現在では、WebやIoTの普及ででさまざまなデータが提供されているため、天気データを使ったエリア単位や局地的な天気情報、空席情報を使ったチケットやレストランの空き状況、さらにはセンサーデータを使った会議室やトイレなど施設の利用状況や混雑状況など、短い間隔で取得した鮮度の高い情報がデジタルサイネージ上に表示されています。
このような鮮度の高いリアルタイム情報は、消費者や施設利用者にとって有益であるため、デジタルサイネージの視聴後の行動の変化、あるいはチケットやレストランに予約などにつながっています。

NTTテクノクロスは、リアルタイムコンテンツの対応にいち早く携わり、国や自治体の実証実験を皮切りに、ひかりサイネージ利用者へのリアルタイムコンテンツ利用の支援とサービス提供を行っています。これまでのリアルタイムコンテンツの対応例をあげますと、チケットの空き状況、施設の込み具合、各地域単位の気象警報などがあります。デジタルサイネージの高い注目度と、リアルタイムで切り替わるコンテンツの即時性が相まって、導入ユーザー様からたいへんご好評をいただいています。

また、オフィスに設置するオフィスサイネージでは、Webページのアクセス数など刻々と変わるマーケティング情報を表示して、職場の情報共有や早急な対処にお役立ていただいています。

リアルタイムコンテンツ例:製品Webサイトアクセス状況表示

NTTテクノクロスが提供する「ひかりサイネージ」では、リアルタイムコンテンツのコンサルティング、画面制作、システム設計・構築など幅広く対応しています。適宜の情報配信を行えることはもちろんですが、コンテンツの更新と配信を自動的に行えることで運用者の負担を大きく軽減することが可能です。
ご興味がございましたら、ぜひご相談ください。

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