2025年09月09日

NTTテクノクロス株式会社

 NTTテクノクロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡敦子、以下「NTTテクノクロス」)は、健康管理ソリューション市場で大手企業向けシェアNo.1*1の健康管理システム「HM-neo」を、大学向けに最適化した「HM-neo academic(エイチエムネオ アカデミック)」を2026年4月初旬から提供します。

背景

 近年、大学生の肥満率やメンタルヘルス不調が増加傾向にあることから、健康診断の受診率向上や保健指導の充実が求められています。しかし、多くの大学の保健管理センターでは、人手不足やコスト面の制約により、健康管理情報のデジタル化や一元管理の対応が進まず、紙資料の確認や窓口での手作業による対応が続いているのが現状です。その結果、業務効率化や学生サービスの向上が難しい状況にあります。

 こうした課題を受け、NTTテクノクロスは、企業向け健康管理システム「HM-neo」で培った実績とノウハウをもとに、大学向けに機能や用語を最適化することで導入費用を抑えた「HM-neo academic」を提供します。「HM-neo academic」を導入することで、学生や教職員の健康管理情報を一元的に管理・運用でき、迅速かつ適切な保健指導を支援します。また、利用者はスマートフォンから健康記録の閲覧や面談予約が可能となり、利便性が大幅に向上します。これにより、大学における健康経営の促進とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進をサポートします。

「HM-neo academic」の画面イメージ

「HM-neo academic」の特長

(1)学生・教職員の健康管理情報を一元管理

 学務システムのデータを取り込むことで、学生や教職員の健康診断結果や保健管理センターへの来室記録、面談内容などの健康管理情報が一元管理できます。

(2)スマートフォンから健康診断結果の閲覧および健康診断や面談の予約が可能

 学生や教職員は、スマートフォンから健康診断結果の閲覧に加え、健康診断や面談の予約ができます。いつでも健康記録が確認できるため、学生や教職員の健康意識の向上につながります。

(3)証明書発行機との連携でスムーズに健康診断証明書を発行

 就職や実習などで必要な健康診断証明書を発行する証明書発行機との連携が可能です。現在の運用を大きく変えることなくご利用いただけます。

「HM-neo academic」の主な機能

 各種管理機能(健康診断結果、保健管理センターへの来室・面談記録、ストレスチェックの管理・分析)、アンケート機能、保健管理センターへの来室・面談の予約機能、健康診断結果などの閲覧機能

価格

 利用環境や構成などにより価格が異なるため、詳細はお問い合わせください。

今後の展開

 NTTテクノクロスは、ヘルスケア分野での30年以上の実績で培った知見を活かし、「HM-neo」にお客様や社会のニーズに応じた機能拡充を進めていきます。なお、今後、小学校・中学校・高等学校などに向けた「HM-neo」シリーズのラインナップ拡充も見据えています。



「HM-neo」とは

 「HM-neo」は、健診結果やストレスチェックなどの健康管理情報を一元管理し、従業員の健康管理を効率化するシステムです。2011年提供開始。2024年度の調査*1では、健康管理ソリューション市場における従業員規模3,000名以上の大手企業向け売上高でシェアNo.1を獲得しています。(https://www.ntt-tx.co.jp/products/hm-neo/)別ウィンドウで開きます






用語解説・注釈


*1:デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社 法人向けヘルスケアソリューション市場の実態と展望【2024年度版】 (https://mic-r.co.jp/mr/03280/)別ウィンドウで開きます
*「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
*「HM-neo」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。