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2018年10月01日

NTTテクノクロス株式会社

NTTテクノクロス株式会社(以下、NTTテクノクロス 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:串間和彦)は、不特定多数の振込先へリアルタイム送金を実現する「BankingGate for ANSER-CLA(バンキングゲート フォー アンサーシーエルエー)」をバージョンアップし、2018年10月9日から実施予定の全銀システム稼動時間拡大サービス*1に対応します。これにより、従来は翌営業日の取り扱いとなっていた平日夜間、及び、土日祝日の時間帯における他行向け取引においても、リアルタイム送金を実現*2できるようになります。

また、今回のバージョンアップに伴い、振込元金融機関を複数設定できるように機能追加を行い、さらに振込元金融機関として新たに「ゆうちょ銀行」に対応しました。ANSER-CLA*3に接続する製品としては初めてとなります。

BankingGate for ANSER-CLAのサービス概要

背景

銀行振込システムの24時間365日稼動を実現している国は既に数多くあり、今後は世界的な標準になることが予想されます。また、全国銀行協会と全銀ネットが実施したアンケートにおいても、平日夜間・土日祝日におけるリアルタイム着金について相応のニーズがあることが確認されています。これを受けNTTテクノクロスでは、BankingGate for ANSER-CLAを全銀システム稼働時間拡大サービスに対応させ、ユーザの利便性向上のためバージョンアップを実施しました。

特長

(1)24時間365日いつでも他行向けのリアルタイム送金が可能に

従来、全銀システム稼働時間外の取引は、翌営業日に送金を行っていました。今回のバージョンアップにより対応している金融機関においては24時間365日の送金が可能になります。これにより受付が15時までという制限がなくなり、経理部門などの業務フローについても大きな改善が見込まれます。

(2)振込元金融機関の複数設定を実現、さらにゆうちょ銀行にも対応

従来は振込元として設定できる金融機関は1行という制限がありましたが、機能追加により複数設定が可能としました。振込先に応じた振込元金融機関を選択できるようになるため、振込手数料の削減にも寄与します。一方の銀行が稼動不能となった場合でも、事業継続が可能となります。

さらに、振込元金融機関として、ゆうちょ銀行に対応しました。上記の複数設定と合わせてより効率的な振込業務を実現します。

用語解説・注釈

*1:全銀システム稼動時間拡大サービス
全銀システムは全国銀行データ通信システムの略称で、日本国内の金融機関相互の内国為替取引をコンピュータと通信回線を用いてオンライン処理を行えるようにした手形交換制度のこと。2018年10月9日からサービスを拡大し、振込が24時間365日対応になり、いつでもリアルタイム送金が可能になる。

*2:各金融機関、およびANSER-CLAのメンテナンス時間帯を除く。

*3:ANSER-CLA
株式会社NTTデータが提供するネットワークサービス。金融機関の窓口やATMで行なっていた金融取引をオンラインで利用できるANSERとLAN間接続し、高速なバンキングサービスを提供する。

*「BankingGate」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。

*「ANSER-CLA」は株式会社NTTデータの登録商標です。

* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

NTTテクノクロス株式会社概要

NTTテクノクロスは、NTT研究所の最先端技術を中核に、国内外の優れた商材を豊富な実績とノウハウで掛け合わせることで、お客様のビジネスシーンに最適なソリューションを創出します。時代に先駆けたソリューションにより、豊かな未来社会の実現に貢献し続けます。(https://www.ntt-tx.co.jp/)