2014年10月07日

NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:山田伸一)の提供する、特権ID(*1)管理パッケージ「iDoperation アイディーオペレーション(以下、本製品)」がこのたび城南信用金庫(本店:東京都品川区、理事長:吉原毅)に採用されました。

背景

企業における情報システムの重要性は高まっている一方で、情報漏洩やデータ改ざんなど重大なインシデントが多発しています。このような事態を受けて、金融機関ではシステムリスク管理態勢を強化する取組みが従来以上に重要視されており、大手銀行をはじめ、これまでの管理を見直す動きが広がっています。

このような背景から、城南信用金庫では、情報系システムの運用作業に対するアクセス管理・モニタリングの強化に課題を持っており、システムリスクの監視を強化することになりました。検討の結果、管理体制を整備するために必要なテンプレートが標準で用意されている点や操作証跡を管理することによるセキュリティ強化が見込める点が評価され、本製品が採用されました。

概要

NTTソフトウェアが考える特権IDの管理プロセスの1つであるログ管理プロセスでは、ログ管理とログ監査の機能を提供します。モニタリング対象システムのアクセスログを網羅的に取得し、ID管理サーバの認証ログと突き合わせることにより、申請に基づく利用の点検を自動的に行います。本製品の導入により、限られた人員による効率的な点検を実現します。

概要

iDoperationについて

本製品は、特権IDを使ったシステム運用作業を統合的に管理することで、IT統制の高度化とシステムリスク管理態勢の強化を実現するソリューションです。特権ID管理に欠かせない4つの基本プロセス(申請と承認、ID管理、アクセス制御、監査ログ)を、モジュール化し、お客様のニーズに合わせた統制(発見統制、予防統制)に寄与します。さらに、操作端末上の操作記録も合わせて取得することにより、特権IDの利用とその監査に加え、ユーザ操作の記録と追跡を可能とします。
製品紹介ページ:/products/privilege/idoperation.html

【用語解説】

*1:特権ID
特権IDとは、サーバのメンテナンスなどで利用されるrootやAdministratorなどのID、データベースの管理、ユーザ・アカウント管理、アプリケーション・データ管理などを行うためのシステムID、ネットワーク機器の設定変更などを行うための権限を持ったIDのことを示します。 権限が強くかつ、関係者で共有して利用することの多いIDのため、取扱いには厳格な管理が求められます。

城南信用金庫|会社概要

城南信用金庫は、「中小企業の健全な育成発展、豊かな国民生活の実現、地域社会繁栄への奉仕」を経営理念とし、金融機関の枠を超えた「お客様応援企業」をめざして、取組んでいる信用金庫です。
(http://www.jsbank.co.jp/)

NTTソフトウェア株式会社|会社概要

NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守・運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。
(https://www.ntt-tx.co.jp/)

※「iDoperation」はNTTソフトウェア株式会社の登録商標です。

※その他の会社名、製品名などの固有名詞は、一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。