~NFCによるスタンプラリーや屋内施設ナビを手軽に実現~スマホとクラウドを活用した位置情報応用ソリューション「mobicollet(モビコレット)」の新サービスを2013年4月より開始
2013年03月04日
NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:山田伸一)は、スタンプラリーを行うイベント主催者や、商業施設などの案内表示を行う管理者向けに、業務効率と顧客サービスの向上を実現する、NFC(*1)(Near Field Communication)技術を用いた、位置情報応用ソリューション「mobicollet(モビコレット)」を2013年4月よりサービス開始します。
mobicollet開発の背景
・スタンプラリーでは:
各種イベントにて実施されるスタンプラリーでは、参加者がスタンプを押印するだけではなく、より楽しんで参加できないか? また、スタンプラリーを途中で止めた参加者はゴールでのスタンプ情報の提出がないので、その状況が把握できず、マーケティング活動に活かせないという課題がありました。
・商業施設の案内表示では:
広い商業施設や、複雑な施設における案内表示板では、施設全体を俯瞰(ふかん)した大きな案内表示が一般的であり、初めて訪問する施設や地図の苦手な人にとっては、現在地点からの道順をきちんと把握しにくいことや、目的地までの道のりを間違いなく進むことが難しいことがあります。
NTTソフトウェアでは、NFC技術を応用し、スマホとクラウドの活用により、これらの課題を解決するソリューションを開発しました(以下、2013年4月より開始するサービス内容)。
「mobicollet Stamprally Edition」
<想定対象:イベント会場などにおけるスタンプラリー>
< 図1.従来のスタンプ方式と、参加者に配付したNFCタグを
スマホにかざすだけの新サービス >
スタンプラリーにおける押印の代わりにNFCタグをスマホにかざすだけの電子化を実現しました。
NFCタグにタッチした時の音や映像の演出によって、より楽しいスタンプラリーで参加者へのサービスを向上し、途中で離脱した参加者も含めて、全ての押印履歴データを活用した販促活動を実現します。
「mobicollet Navi Edition」
<想定対象:商業施設>
< 図2.地図上の目的地にスマホをかざすだけで道順を表示 >
屋内施設の地図の目的地にスマホをかざすだけで、利用者の位置と向きを基準としてGPSを利用せず案内ルートを表示します。初めての場所や、複雑で分かりにくい施設の利用者を支援することで、目的地までのスムーズな誘導が可能となり、顧客へのサービス向上を実現します。
なお、今後は既存のノウハウであるGIS(地理情報システム、geographic information system)を含めた位置取得技術、およびサービスの対象分野を増やすことでサービスラインナップを広げていく予定です。
売上目標
今後3年間で延べ180社へのサービス提供を目指します。
【製品ホームページ】
位置情報応用ソリューション「mobicollet」の詳細はこちらから。
おしらせ
スタンプラリーのデモンストレーションは、
3/5~3/8に開催される「NFC &Smart WORLD 2013」の新生紙パルプ商事様ブースにてご覧いただけます。
【用語解説】
*1:NFC(Near Field Communication)
非接触・至近距離でデータ通信を行なう近距離無線通信技術の国際標準規格。
NTTソフトウェア株式会社|会社概要
NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守・運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。お客さまの経営課題解決や要望に確実にお応えするため、付加価値の高い最適なソリューションをお客さまとともに創り出し、提供しています。
※mobicolletは、NTTソフトウェア株式会社の商標です。