内部統制のIT化をリーズナブルに実現できる特権ID管理を核とした「IT統制対策ソリューション」を販売開始
2012年11月20日
NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区、代表取締役社長:山田 伸一)は、内部統制対策向けのソリューションとして、特権ID(*1)管理を中核に内部統制のIT化をトータルでサポートする新商品「IT統制対策ソリューション」を販売開始します。
日本版SOX法が施行されて4年が経過し、内部統制対策のIT化が本格化してきており、情報漏えいや不正アクセス防止のために、IDやパスワードの管理、ログの管理などが重要視されています。特に、特権ID管理については財務系システムにとどまらず、重要情報を守るために社内の全システムに展開するお客さまも増えており、当社では、このニーズに容易かつ効率的に対応するソリューションを用意しました。
対象顧客と導入メリット
下記に該当するお客さまに最適です。
(1) IT統制の中核となる特権ID管理の導入により、今後内部統制のIT化を進めたいお客さまや、すでに、株式会社NTTデータのOpenCube(*2)やインフォサイエンス株式会社のLogstorage(*3)をお使いで、IT統制対応として特権ID管理を検討されているお客さま
IT統制対策ソリューションは、「申請」「ID管理」「アクセス管理」「監査」の4つの要素で構成されており、「申請」機能は、OpenCubeを利用できるほか、ワークフローの標準的インタフェースにも対応しました。「ID管理」「アクセス管理」のコアとなる機能では、当社製品であるiDoperationを利用しています。
「監査」機能は、LogstorageとLogstorage連携パックを利用しています。 「申請」「監査」機能は、資産管理などほかの内部統制のIT化にも活用できるため、特権ID管理の導入を契機に内部統制のIT化を進めたいお客さまは、購入した資産(「申請」「監査」機能)を有効活用する事ができます。 また、すでにOpenCubeやLogstorage製品をお使いのお客さまは、既存資産(「申請」「監査」機能)を有効活用して特権ID管理の導入が可能です。
(2) 内部統制対応の運用負担を軽減するため、リーズナブルなIT化を望むお客さま
IT統制対策ソリューションの4つの要素(「申請」、「ID管理」、「アクセス管理」、「監査」)から、お客さまの課題解決に必要な要素を組み合わせる事で最小限の構成での導入が可能です。また、今までに蓄積してきた運用ノウハウを元に標準的な運用モデルを複数用意しました。これにより短期間および低コストでの導入を実現しました。
< 特権ID管理を核としたIT統制対策ソリューションのイメージ >
価格
最小構成価格 150万円から。
売上目標
今後3年間で、20億円の売上を目指します。
製品ホームページ
IT統制対策ソリューション「特権ID管理」の詳細はこちらから。
「IT統制対策ソリューション販売開始に関する推薦文
本製品の発売にあたって、各社より推薦文をいただいております(社名アルファベット順)。
インフォサイエンス株式会社
プロダクト事業部 ゼネラルマネージャー 岡丸 修 様
インフォサイエンス株式会社は、NTTソフトウェア株式会社の「IT統制対策ソリューション」の販売開始を心より歓迎いたします。
NTTソフトウェア株式会社の高い技術力と豊富なシステム・インテグレーションの経験に基づく同製品に、弊社の「Logstorage」を監査機能としてご採用いただいたことで、監査証跡の保管や、モニタリング業務の自動化に対応し、お客さまにとって価値のある、効率的なIT統制基盤をご提供できるものと確信しております。
今後もインフォサイエンス株式会社はNTTソフトウェア株式会社と協力し、お客さまに新しいビジネス価値を提供してまいります。
株式会社NTTデータ
技術開発本部 本部長 木谷 強 様
株式会社NTTデータは、NTTソフトウェア株式会社の「IT統制対策ソリューション」の販売を心より歓迎いたします。
NTTソフトウェア社の豊かな経験を基に開発された同製品は、使い易くセキュアかつ高い信頼性を有しているため、あらゆる企業のIT統制基盤強化に貢献し、市場での高い評価を得ることと確信しております。
権限の申請から承認機能までを弊社の「OpenCube Workflow」を採用いただいたことで、複雑な業務プロセスにも対応でき、同時に運用管理が容易になります。
お客さまの投資対効果の向上に貢献できることを期待しております。
お知らせ
今回リリースの新製品につきましては、2012年11月28日(水)に実施されるイベントにて詳しい製品説明とデモンストレーションを行う予定です。
第2回 情報セキュリティ対策フォーラム ~サイバー攻撃対策~ 「企業に迫る脅威とセキュリティ対策の"今"を考える」
2012年11月28日(水)13:00~18:00 新宿住友スカイルーム47F(東京・新宿)
※当イベントは終了しました
【用語解説】
*1:特権ID
管理者権限IDのこと。UNIXのroot権限やWindowsのAdministratorなど特別な権限を持つアカウントを指します。
*2:OpenCube
OpenCubeはBPMやBIのニーズにこたえる高機能で運用が容易なワークフローで、中堅、中小企業から大企業まで幅広く支持されています。従来のワークフローソフトウェアの概念を超え、業務の標準化や、定量的な把握、効率化に効果を発揮する製品です。
*3:Logstorage
Logstorageは純国産の統合ログ管理システムで、小規模システムから大規模システムまでカバーします。多種多様な業界で採用され、大手企業を中心に900社以上への導入実績があり、Logstorageの出荷本数シェアは6年連続第1位となりました。(※)
※出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2012 (統合ログ管理市場)」
インフォサイエンス株式会社|会社概要
インフォサイエンスは、自社にてデータセンターを持ち、コンサルティングから開発、運用・保守まで一貫したサービスを提供しています。
(URL:http://www.infoscience.co.jp/ )
株式会社NTTデータ|会社概要
NTTデータは、日本におけるITサービス、およびソリューション業界のリーディングカンパニーの一つです。コンサルティング、システム・インテグレーションやITアウトソーシングなどについて、主要な金融機関や、公的な機関、事業法人等に提供しています。
(URL:http://www.nttdata.com/jp/ja/)
NTTソフトウェア株式会社|会社概要
NTTソフトウェアは、豊富なICTシステム・インテグレーションの経験を活かし、各種システムの設計・構築・保守・運用に貢献しています。特権ID管理の分野では、1998年から金融機関とともに内部統制やFISCに対応した特権ID管理システムを構築し、約170システムを提供しています。