2012年08月02日

NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:山田伸一)は、株式会社 ミック経済研究所(以下、ミック経済研究所 本社:東京都港区、社長:有賀章)の2012年の調査レポート(*1)において、日本国内における電子メール誤送信防止ソフト市場における「CipherCraft(R)/Mail」の出荷金額シェアが5年連続No.1を獲得したことを発表いたします。

ミック経済研究所の調査によれば、2011年度の日本国内におけるメール誤送信防止市場は前年比50%以上の成長を続けております。同市場において、弊社製品「CipherCraft(R)/Mail」の出荷金額ベースのシェアは、前回調査の40%から43.5%へと伸び、2007年度から5年連続でトップシェアとなっております。

電子メール誤送信防止ツール出荷金額シェア(2011年度)
< 電子メール誤送信防止ツール出荷金額シェア(2011年度) >
(ミック経済研究所 2011年版レポートより)

メール誤送信防止対策が注目される背景とNTTソフトウェアの取り組み

企業内部からのセキュリティ脅威であるメール誤送信は、必ず人的な操作を伴うことからヒューマンエラーによって発生することが多く、ユーザー教育だけでは完全になくすことが困難な問題です。

NTTソフトウェアでは、メール誤送信問題にいち早く着目し、システム面での情報漏えい防止に加えて、ユーザーのセキュリティ意識向上を図るソフトウェアCipherCraft(R)/Mailをご提供してまいりました。発売当初は、個人情報を多数保有し、セキュリティ面での厳しい要求がある金融機関などを中心に導入が進んでおりました。近年では、公共機関や製造業などのお客さまにおいても、添付ファイル自動暗号化や上長承認による情報漏えい防止など、メール誤送信防止対策の中核をなす仕組みとして積極的に導入していただいております。

また、2012年6月25日リリースの新バージョンでは、お客さまからの要望が多いMicrosoft Exchange Server および Outlook と組み合わせてご利用いただく際の機能強化を行い、Office 365 クラウドサービスなどとの連携においても、より高い親和性を実現いたしました。 メールシステムをグループ会社全体で統一したシステム形態で利用している大手企業などでは、一部の会社だけで誤送信防止対策を導入することが困難な場合がありました。このようなケースでも、お客さまの様々なシステム環境にあわせて柔軟なシステム導入形態を可能とするCipherCraft(R)/Mailを使えば、一部の会社だけに誤送信防止の仕組みを導入することができます。例えばOutlookアドインタイプやクライアントタイプの製品をPC端末へ部分導入することで可能となります。

このように、大手企業を中心とした数千あるいは数万人規模でメールシステムを更改される際に、CipherCraft(R)/Mailをご指名で導入していただくケースが増えております。

NTTソフトウェアでは、お客さまの声を反映した継続的な機能強化を行うとともに、販売およびサポート体制の強化を図ることで、これまで以上に多くのお客さまのメールセキュリティ対策に貢献することを目指してまいります。

【用語解説】

*1:調査レポート
出展:ミック経済研究所 http://www.mic-r.co.jp/
(「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2012【内部漏洩防止型ソリューション編】」2012年6月刊)

「CipherCraft(R)/Mail(サイファークラフト メール)」について

2003年10月より、世界最高水準の暗号強度を誇る「Camellia(カメリア)」を搭載した暗号化製品として発売開始。2007年11月よりメール誤送信防止機能を強化し、2012年3月末日時点で、600社へ43万ライセンスを出荷しております。

CipherCraft(R)/Mailでは、暗号化機能のほかに、利用者から要望の多い誤送信防止画面(特許取得)、サーバタイプ/クライアントタイプによる利用者の環境に合わせた導入方式が取れることなど、充実した機能を持った製品です。

製品ホームページ

「CipherCraft(R)/Mail」の製品詳細のご案内、資料請求はこちらを参照願います。

NTTソフトウェア株式会社|会社概要

NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守・運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。

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