2010年02月24日

NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区、代表取締役社長:伊土 誠一)は、企業向けのメール誤送信防止ソリューション「CipherCraft/Mail(サイファークラフト メール)サーバタイプ」を、2006年より提供開始し、これまで15万ライセンスと2年連続国内シェアトップとなっています。今回、このソリューションに、マルチテナント対応機能を付加し、2月24日より、新たにSaaS型のメールサービスを提供するISPなどのアウトソーシング事業者へ販売開始します。
※ 2年連続国内シェアトップ:  ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2009」2009年6月発刊

背景

(1)企業のメール環境は、SaaS型へ移行 昨今、メール誤送信は情報漏洩事故の主たる原因のひとつとして挙げられ、その割合は年々増加しています。この課題は、近年大きく導入を増やしているSaaS型のメールサービスを利用している企業も例外ではありません。こうした企業から、導入実績が多い「CipherCraft/Mailサーバタイプ」をSaaS型メールサービスでも利用したい、との要望を受けています。 SaaS型メールアウトソーシングは、中小規模の企業の利用も多く、利用人数の多い少ないに関わらず、安価にサービス導入できる価格設定としました。
(2)ISP事業者は、付加サービス競争にSaaS型メール市場が拡大する中、多くのISP事業者は、SaaS型メールサービスの提供を強化しており、情報漏洩対策の暗号化、スパム、ウイルス対策機能をはじめとした付加サービスの差別化ニーズが高まっています。こうした中、メールの誤送信防止機能を安価に導入できる「CipherCraft/Mailサーバタイプ」は、ISP事業者にとって、高い競争力をもつ付加サービスとなります。当社としては、販売開始早期からのサービス導入ならびに受注を見込んでいます。

新機能にて実現できること

CipherCraft/Mailサーバ上にてマルチテナント管理が可能CipherCraft/Mailは管理面において、利用企業ごとに誤送信防止のポリシー設定を分けて運用が可能です。また、同一企業内にプライベートクラウドとして導入する場合でも組織単位でメール誤送信防止のルールを複数もって運用可能です。

「CipherCraft/Mailサーバタイプ」との連携イメージ

「CipherCraft/Mailサーバタイプ」との連携イメージ

製品販売価格

アウトソーシング事業社向け価格:
・添付ファイルZIP化サービス : 年額 72万円/1,000ユーザ
・メール誤送信防止サービス : 年額120万円/1,000ユーザ
※詳細はお問い合わせください

製品ホームページ

「CipherCraft/Mail(サイファークラフト メール)の製品詳細のご案内、資料請求はこちらを参照願います。

「CipherCraft/Mail(サイファークラフト メール)」について

「CipherCraft/Mail」は、2003年10月より、世界最高水準の暗号強度を誇る「Camellia(カメリア)」を搭載した暗号化製品として発売開始。2007年11月よりメール誤送信防止機能を強化し、約15万ライセンスの販売実績を有しております。「CipherCraft/Mail」では、暗号化機能の他に、利用者から要望の多い誤送信防止画面(特許申請中)、サーバタイプ/クライアントタイプによる利用者の環境に合わせた導入形態が取れることなど、充実した機能を持った製品です。

NTTソフトウェア株式会社|会社概要

NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守、運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。「NTT SOFT e-Value Creation」をコーポレートスローガンに掲げ、お客様の経営課題解決や要望に確実にお応えするため、付加価値の高い最適なソリューションをお客様とともに創り出し、提供しています。 (https://www.ntt-tx.co.jp/)