プレスリリース
電話番号とID/パスワードのダブル認証を用いた本人認証ソリューション「CallPassportTM(コールパスポート)」を6月25日より販売開始
2009年06月25日
NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフトウェア 本社:東京都港区、代表取締役社長:伊土 誠一)は、電話をかけるだけで、ネットサービスで多く利用されているID/パスワード方式の認証を強化する本人認証ソリューション「CallPassportTM(コールパスポート)」を2009年6月25日より販売開始いたします。 本ソリューションは、インターネットのサービスにおいて、ID/パスワード方式の認証に加え、電話の発信者番号を利用することで、強度を高めた本人認証を提供します。ネットショッピング、ネットオークションの他、SaaS、ASP、Web-EDI(*1)、VPN(*2)接続における認証などにも適用可能です。
ID/パスワードによるインターネット経路と、電話回線の2経路での認証を併せて利用することにより、ID/パスワードが盗まれた場合でも不正利用を防ぐことが可能となります。さらに認証機能を強化したい場合には、音声認識(合言葉)認証(*4)や声紋認証(*5)などの追加オプション機能も用意しています。
(2)利便性の向上
ID/パスワードの入力に加えて、電話をかけるだけで認証できるので、誰でも簡単に操作することが可能です。
(3)導入コストの圧縮
ID/パスワードと発信者の電話番号により本人認証するため、企業は新たに専用機器の配布が不要となります。また、固定電話や携帯電話の機種に依存しないので、利用者は電話機の買い替えも必要ありません。
(4)運用コストの圧縮
専用機器が不要ですので、貸出管理コストや故障時の交換コストを削減できます。誰でも簡単に操作できるため、ヘルプデスクなど専門要員による操作説明が不要です。 なお、このソリューションは、NTT情報流通プラットフォーム研究所で開発された技術をベースにNTTソフトウェアが商品化したものです。
< 利用イメージ>
※1:2005年7月に策定された「発信者番号偽装表示対策ガイドライン」により、発信者番号が偽装された疑いのある通話は、発信者番号を非通知とする等の対策が施されています。(http://www.tca.or.jp/japan/news/050701.html)
【用語解説】
1.背景
ネットショッピングやネットオークションでは、フィッシングやスパイウェアによりID/パスワードを盗まれ、不正利用される危険性があります。これを防止するために、従来は、ワンタイムパスワード(*3)やIDカードなどの専用機器による認証を利用していました。しかし、これらの認証では、利用者の初期設定や操作が複雑であり、企業側にも専用装置の初期配布や運用に負担がかかっていました。2.CallPassportTMの効果
(1)2経路認証によるセキュリティの向上ID/パスワードによるインターネット経路と、電話回線の2経路での認証を併せて利用することにより、ID/パスワードが盗まれた場合でも不正利用を防ぐことが可能となります。さらに認証機能を強化したい場合には、音声認識(合言葉)認証(*4)や声紋認証(*5)などの追加オプション機能も用意しています。
(2)利便性の向上
ID/パスワードの入力に加えて、電話をかけるだけで認証できるので、誰でも簡単に操作することが可能です。
(3)導入コストの圧縮
ID/パスワードと発信者の電話番号により本人認証するため、企業は新たに専用機器の配布が不要となります。また、固定電話や携帯電話の機種に依存しないので、利用者は電話機の買い替えも必要ありません。
(4)運用コストの圧縮
専用機器が不要ですので、貸出管理コストや故障時の交換コストを削減できます。誰でも簡単に操作できるため、ヘルプデスクなど専門要員による操作説明が不要です。 なお、このソリューションは、NTT情報流通プラットフォーム研究所で開発された技術をベースにNTTソフトウェアが商品化したものです。
< 利用イメージ>
売上目標
今後3年間で3億円の販売を目標といたします。製品販売価格
登録ユーザー数が1000人規模の最小構成の参考価格は以下の通りです。 4,490,000円(税抜き)~製品概要
1.他の認証方式との比較 2.適用先 さまざまなサービスでの本人認証にも適用できます。※1:2005年7月に策定された「発信者番号偽装表示対策ガイドライン」により、発信者番号が偽装された疑いのある通話は、発信者番号を非通知とする等の対策が施されています。(http://www.tca.or.jp/japan/news/050701.html)
製品ホームページ
「CallPassportTM」の製品詳細のご案内、資料請求はこちらを参照願います。【用語解説】
- *1:Web-EDI(Web Electronic Data Interchange)
- インターネット技術を利用した企業間商取引。特別な情報システムや専用回線を導入することなく、構築が可能となる。
- *2:VPN(Virtual Private Network)
- 仮想的に公衆回線を専用回線であるかのように利用できるサービス。
- *3:ワンタイムパスワード
- ログインするたびに毎回パスワードを変更する方法。
- *4:音声認識
- 音声言語を解析し、話す内容を文字データとして取り出す技術。
- *5:声紋認証
- 一人ひとりの声の特長を用いて個人を識別する認証技術。