2008年06月13日

NTTソフトウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊土誠一、以下、NTTソフトウェア)では、第23回定時株主総会(6月20日開催予定)に付議する事業グループ体制を決定いたしましたのでお知らせいたします。
7月1日より新組織体制に移行いたします。

1.通信・情報・無線の3領域を統合的に扱う第4事業グループを新設

NGNサービスの開始など通信インフラの充実とともに、ネットワーク経由で企業アプリケーションを利用するSaaSなどに注目が集まっています。また、モバイル性を活かした多様な働き方への対応や、RFIDなどを用いた環境に優しい生産・流通環境の実現など、無線を活用したICTにも期待が高まっています。

 NTTソフトウェアでは、これまで得意とする通信・情報・無線の3領域に対応した3事業グループ体制でしたが、今回、3つの領域を統合的に扱う第4の柱としてSI&NI(*1)・ソリューション事業グループ(以下、新事業グループ)を新設いたします。

新事業グループでは、ユビキタスなワークスタイルや企業活動などを支援するため、オープンソースソフトウェア(OSS)などの新しい技術と、これまで培ってきたシステム構築力を活かし、通信・情報・無線を統合した様々なソリューションを提供します。

例えば、
(1)ビジネスでアクティブに社内外を飛び回る社員を抱える企業に向けて、
ProgOffice(モバイルセントレックス)(*2)にアプリケーションソフトを組み合わせ、モバイルによるビジネス活動の効率化を実現するコンバージェンス(統合)ソリューション

(2)流通・製造業など広範囲に動き回る社員や車両を抱える企業に向けて、
RFIDやGPSを活用して取得した位置情報と企業の情報システムを連携させ、現場での活動をサポートするとともに、社員や車両の効率的な管理や配置を実現するユビキタスソリューション

NTTソフトウェアでは、4事業グループ体制への移行により、今まで以上にお客様に付加価値の高い最適なソリューションをタイムリーに提供しつづけ、事業を拡大してまいります。

2.実施時期

 2008年7月1日

【用語解説】
*1:SI
システムインテグレーション
  NI
ネットワークインテグレーション
*2:ProgOffice
通常のIP電話が使えるIP-PBX機能に加え、モバイルワーカーが持つ携帯電話を社内では内線IP電話として使えるNTTソフトウェアオリジナルのモバイルセントレックスソリューション。グループウェアやCRMとの連携が可能。