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R-Talkで大学授業や企業講演会・セミナーの「参加体験品質」をレベルアップ!

近年では完全オンラインによるウェビナーだけではなく、現地会場での講演と遠方からのオンライン参加を組み合わせたハイブリッド型の大学授業や企業講演会・セミナーも増えています。重要なポイントは、会場にいる人にもオンラインで参加している人にも、平等に「快適な参加体験」を提供することです。既存の設備に大規模会議向けマイクスピーカー「R-Talk 1500」を付け加えることで、大きな効果が得られます。

お客様の課題 - 現地会場/オンライン併用の授業・講演・セミナーの音声品質を高めたい

大きな会場での企業セミナーや大学の講義を例にとってみましょう。講師が一方的に話すだけではなく、後半では受講者が発言する「質疑応答」の時間が設けられています。さらに大規模の企業セミナーでは、オンライン参加もできるようにWeb会議サービスが使われています。
快適な参加体験の実現に必要なポイントは3つあります。1つ目は、講師の声が会場内にまんべんなく、クリアに届くこと。2つ目は現地会場にいる参加者の発言(質問など)が会場内のどこからでも確実に拾えること。そして3つ目は、オンラインで参加している参加者にも明瞭な音声を届け、かつオンライン参加者の発言も会場内にフィードバックできることです。
このような前提において、講師が用いるマイクとその声を拡声するスピーカーのほかに、いったいどんな機器を用意すればよいでしょうか。ちょっと複雑になってしまうと思いませんか?

R-Talkによる解決 - 会場内での拡声/集音に配慮した機材セッティングが簡単に!

ここで有効に活用できるのがNTTテクノクロスの大規模会議向けマイクスピーカー「R-Talk 1500」です。大規模な会議やセミナーで利用するマイクスピーカー選びの重要なポイントを3つご紹介します。

ポイント1:講師の声を会場内にまんべんなくクリアに届けることができる

R-Talk 1500には講演者用の外部マイクと、拡声用の外部スピーカーをつなぐことができます。これにより、広い会場でも講演内容を明瞭に伝えることができます。

ポイント2:会場にいる参加者の発言を会場内のどこにいても確実に拾う

R-Talk 1500は、カスケードケーブルで数珠つなぎにすることができ、数珠繋ぎで接続(カスケード接続)したR-Talk 1500のそれぞれに複数のマイクを接続できます。会場の規模に応じてカスケード接続台数をスケールアップすれば、質疑応答の際などの受講者の発話を各テーブルから明瞭に拾うことができます。つまり、アシスタントがマイクを持って会場内を走り回る必要もありません。

ポイント3:オンラインで参加している参加者にも明瞭な音声を届け、オンライン参加者の発言も会場内にフィードバックできる

親機のR-Talkをプレゼンテーション用PCに接続でき、「音声入力・出力機器」として認識させることができます。これにより、セミナー会場での講師・受講者すべての発話内容が、オンライン参加者にも確実に共有されます。同様に、オンライン参加者の発言も、Web会議サービスを通して会場のR-Talkに入力され、その質問内容などを場内拡声できるのです。
R-Talk 1500によって、ハイブリッド形式の授業・講演会・セミナーの「参加体験品質」を大きく向上させることができます。

●R-Talk 1500をカスケード接続することで、会場レイアウトに最適化した運用が可能です。PC経由でオンライン参加者に届けることもできます。

■「R-Talk 1500」の特長

大学の講義や講演会、セミナー、各種イベントが完全オンライン形式もしくは現地会場/オンライン併催のハイブリッド形式で実施されることが増え、R-Talkもすでに多くの大学や企業での導入実績があります。小規模なセミナーから100名規模の講演会まで、様々なシーンでご利用いただいております。
特に広い会場でのご利用の場合は、集音範囲の高い拡張性や外部マイクや外部スピーカーの利用が可能な「R-Talk 1500」がオススメです。セミナーや講演会での利用に適した主な特長をまとめます。

会場に合わせた集音範囲の拡大が容易

R-Talk 1500は、製品本体同士のカスケード接続(6台まで接続可能)と拡張マイクの利用により、簡単に集音範囲を拡げることが可能です。本体と拡張マイクの組み合わせを柔軟に変更することで、会場ごとに最適なセッティングが行えます。(集音範囲の目安としては、R-Talk 1500本体は360度/3メートルの範囲。拡張マイクはマイク前面180度/2メートルの範囲となります。)

不要な音を排除し伝えたい音声をクリアに届ける

もしも会場内の様々な雑音(講演者以外の話し声、プロジェクターの送風音、紙をめくる音)なども集音されてしまうと、オンラインの参加品質が大きく低下してしまいます。R-Talk 1500では、集音エリアを90度単位でON/OFF指定することで不要な音(ノイズ)を抑圧することができ、オンライン参加者にクリアな音声をお届けします。また、R-Talk専用オプションの拡張マイクは、マイク単位でON/OFFが可能なため、発言者の声以外の余計な音がオンラインに漏れるのを防ぐことができます。

外部マイクや外部スピーカーと接続可能

広い会場で大きな音量が必要な場合は、会場既設の音響装置や外部スピーカーをR-Talkに接続できます。会場にある音響設備は、機材を使い慣れている方がいないとスムーズな利用が難しい場合がありますが、R-Talkなら難しい操作なしで設置・利用が可能です。また、既存の設備を有効利用できるのもR-Talkの導入メリットになります。もちろんハンドマイクなど外部マイクのご利用(4本まで)も可能です。

●R-Talk 1500は、4本までの外部マイクを接続可能で外部スピーカーも利用できます。
●外部スピーカーに接続すれば広い会場でも十分な音量を得られ、既存の音響設備も活用できます。

固定電話回線も利用できる

株主総会などお客様との重要な会議では、「回線の安定性」が非常に大事になります。そこで、映像はWeb会議サービスで、音声はR-Talkにつないだ電話回線でと「分離」することで、会議中にインターネット通信帯域が切迫して通信が不安定になったとしても、音声だけは確実に届けることができます。固定電話に接続する機能は、R-Talkが自信をもってオススメする機能の一つです。