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R-Talkがあれば災害発生時の緊急会議もスムーズに!企業の事業継続に貢献します

地震や水害など、災害発生時には企業の事業継続のために何よりも迅速かつ正確なコミュニケーション方法の確立が急務になります。しかし、災害規模によってはインターネットが遮断されたり、停電が起きたりして、平時の通信手段が使えなくなる可能性があります。また、緊急連絡が飛び交う対策本部など、周囲が騒がしい状況の中でWeb会議や電話会議をせざるを得ない場合もあります。NTTテクノクロスのマイクスピーカー「R-Talk」シリーズは、そんな緊急事態下において企業の事業継続に貢献します。

お客様の課題 - 緊急事態下でも円滑なコミュニケーションを確保したい

企業のBCP(事業継続計画)対策に織り込まなければならないことは、災害発生時にどのような手順で対応するかという組織的な決め事はもちろん、その際に「どのようなツールを使うか」というハードウエア的側面を織り込むことも必要です。
一方で重要なのが、「確実なコミュニケーション手段の確保」です。インターネットや電気が遮断されてもコミュニケーションを継続できるツールがあれば、有事の際の対応も落ち着いて行うことができます。
「R-Talk」マイクスピーカーが災害発生時にどのように活用できるか、具体的な活用シーンを見ていきましょう。

●NTTテクノクロスのマイクスピーカー「R-Talk」(写真はR-Talk 1500およびR-Talk 950)

R-Talkによる解決 - インターネットが切断されても様々な通信手段で利用可能です

R-TalkシリーズはパソコンにつないでWeb会議のマイクスピーカーとして活用するだけではなく、様々な回線を利用して通話ができるのが特徴です。Bluetooth経由でスマートフォンとも繋げるほか、「R-Talk 1500」「R-Talk 950」は固定電話に直接繋ぐこともできます。
インターネットが遮断されWeb会議が行えなくても、固定電話は災害時にも使えることが多いですね。R-Talkは「利用できる電話回線」を使って遠隔地とのコミュニケーションが図れるのが大きな特徴です。ちなみに、オプションケーブルを使えば衛星携帯電話経由でも利用が可能です。

乾電池があれば停電時でもコミュニケーションを継続できます

「R-Talk 1500」は、入手が容易な単三電池4本で駆動ができるようになっています。このため停電が発生していても、固定電話や携帯電話にR-Talkを繋ぐことで電話会議を行うことができます。電源が使えない環境や、災害などの不測な事態において、保管性が高く、取扱いが容易な乾電池は、重要な電力の供給源となります。災害の影響による停電中でもコミュニケーションを継続できるよう電池駆動の機能を具備しています。
「R-Talk 950」は、筐体のコンパクト化の実現のために乾電池駆動は採用していませんが、USB端子にモバイルバッテリー等を接続することにより、AC電源不要で利用できます。

●衝撃に強い「R-Talk 1500専用ケース」には単三電池4本も一緒に収納しておくことができます。
●R-Talk 950モバイルセットは乾電池対応USB電源もセットになっています。

慌ただしい状態の災害対策本部内や現場でもノイズを抑制します

災害時には、サイレン音や様々な環境音により、通常の会議室のような静かな環境で会議をすることは極めて難しい場合があります。そのような場所で会議をするには、マイクスピーカーの集音能力にはより高度な性能が求められます。具体的には、集音範囲を指定する「エリア集音」や特定方向だけの音を拾う「ピンポイント集音」等の集音範囲の制御技術が必要です。
マイクスピーカー製品は360度集音のみが一般的ですが、R-Talk 1500では360度集音の他、90度単位でON/OFF設定ができる集音方向の「エリア指定機能」を搭載しています。これにより、相手に伝えたくない音声を抑圧し、伝えたい音声のみを相手に伝えることが可能です。
さらにR-Talk 1500では、本体マイクを完全にOFFにし、拡張マイクのみONにして利用することも可能ですので、伝えたい個人の音声をピンポイントで集音することができます。
また、他拠点の災害対策本部などとの打合せを会議室で急遽実施する場合でも、R-Talk 1500と拡張マイクを組み合わせることで、大規模な人数での打合せ開催にも迅速に対応できます。

●騒がしい状況でも話者の音声を確実に集音。

いつも使っているツールだからこそ緊急時でも落ち着いて使えます!

ただでさえ緊張している災害時、もしかしたらパニックになっている社員もいるかもしれません。そんな時、「緊急時だけ使うツール」をスムーズに使いこなせるでしょうか? たとえ事前研修などを行ったとしても、いざとなった時に誰でも使えるかどうかは疑問です。つまり、災害時に使い慣れないツールを使う状況は、BCP対策として有効とは言えないのです。
R-Talkなら、災害時でなくとも、日常のWeb会議や電話会議で使うことができます。それがそのまま、災害時のコミュニケーション手段(のための機材)として使えるのです。通常時に使い慣れているR-Talkなら災害時も不安なく社員が利用できます。こうした「平時でも有事でも」有効に使えるのがR-Talkの特徴です。災害時に特化したツールではないので、設備投資の費用対効果面でもメリットがあるでしょう。

多くの企業で「災害対策本部」用としても導入されています

R-Talkは、大手金融機関や複数の拠点・支店を持つ企業などの災害対策本部用としての導入事例が多数あります。有事の際には通信インフラの中では固定電話回線の信頼性が高いことから「電話機に接続できること」を。また、災害対策本部など人の出入りが激しく情報確認が頻繁に行われるような「騒がしい環境下でも確実に集音できること」を評価いただき採用されています。衛星携帯電話ともオプションケーブルで接続可能なため、緊急時用に衛星携帯電話とセットでR-Talkを導入された事例もあります。
導入したお客様からは「BCP対策用として普段は利用しないものを準備しておくのではなく、日常の会議で利用しているものが災害時にも利用できることが最適である」とご評価をいただいています。