ユーザ操作監視　iDoperation SC

すべての操作を動画で記録し、不正を抑止

コンプライアンスやセキュリティの強化が求められる中、「いつ・誰が・どのような操作を行ったか」を漏れなく正確に把握し説明できることは、組織にとって不可欠です。
iDoperation SC Cloud は、PCやサーバー内に設置する“ 防犯カメラ”として、すべての操作を動画で漏れなく記録します。 テキストログだけでは把握しきれない操作も、動画で視覚的に確認できます。不正行為の抑止と迅速な原因究明を可能にし、業務の透明性とセキュリティを両立します。

機能

• ユーザ操作録画
• 指定ユーザ録画
• オンデマンド録画
• 透かし
• 自撮り
• 録画サイズ

ユーザ操作録画

ユーザ操作をまるごと動画で記録

PCやサーバーにインストールされた SC Agent が、ユーザ操作を動画で記録します。記録した操作ログは、iDoperation SC Cloudに送信され、安全に保管されます。動画での記録に加え、テキストでの操作ログ（キー入力・プロセス起動・ウィンドウタイトル・USB抜き差し）も取得できます。

ユーザ操作の記録
WindowsやMacへのログインからログアウトまでのすべての操作を動画で記録します。さらに、一部の操作（キー入力、プロセス起動、ウィンドウタイトル、USB 抜き差し）はテキスト形式でも記録可能です。

抑止メッセージ
WindowsやMacへのログイン後、ユーザに操作の監視を通知するポップアップ画面を表示することができます。抑止メッセージにより不正行為の抑止効果を高めます。また、ユーザに監視を通知しないステルスモードにも対応しています。

不正な停止・削除への対策
ユーザによって不正にSC Agentの停止や削除ができないように保護されています。

指定ユーザ録画

特定のユーザのみを監視

特定のユーザがログインした場合のみ、操作を記録・監視することができます。例えば、システム管理者(Administrator)がログインした時のみ操作を記録するといった設定が可能です。

オンデマンド録画

必要な時だけ、操作の録画を開始

iDoperation SC Cloudでは、全ての端末にSC Agent を常駐させた状態で、特定のユーザのみ、オンデマンドで録画を開始できます。たとえば、退職予定者など、リスクが高まったユーザに絞り、必要な時に録画を開始することでストレージ容量を抑え、コストとセキュリティの両立を支援します。

透かし

透かしを表示し、カメラ撮影による情報漏洩を抑止

Windows画面に透かし文字を表示することで、スマートフォンのカメラなどによる画面撮影からの情報漏洩を抑止します。 透かし文字にはログオン日や、ユーザ名、ホスト名など端末固有の情報を表示できるため、万が一撮影された画面が流出しても流出元の端末を迅速に特定できます。

自撮り

PC内蔵のカメラで操作者を撮影し、覗き見を防止

PCの内蔵カメラで操作者を撮影し、その映像を画面の隅に表示できます。操作者の映像は、操作画面とともに録画されるため、誰が操作をしていたかを明確に記録できます。さらに、カメラに映る人数を検知し、設定した人数を超えた場合（例えば、背後に人がいる場合など）には、画面上に警告を表示したり、管理者に通知したりすることも可能です。これにより、第三者による覗き込みや不正操作を効果的に抑止できます。

録画サイズ

高画質・低容量で動画を記録

iDoperation SC Cloudは高度な画像圧縮技術を採用しており高画質・低容量での動画記録が行えます。

画面サイズ	最低画質（1fps）		低画質（1fps）		標準（1fps）		高画質（1fps）
XGA(1024×768)	3.9MB /時間	0.6GB /月	5.9MB /時間	0.9GB /月	8.4MB /時間	1.3GB /月	9.8MB /時間	1.5GB /月
FHD(1920×1080)	10.4MB /時間	1.6GB /月	15.6MB /時間	2.4GB /月	22.0MB /時間	3.4GB /月	25.9MB /時間	4.1GB /月
4K(3840×2160)	44.4MB /時間	7.1GB /月	66.6MB /時間	10.6GB /月	93.9MB /時間	15.0GB /月	110.6MB /時間	17.7GB /月

^{通常のオフィス操作でExcelなどを操作した場合の一例です。ディスプレイに表示される内容や、操作頻度によって記録サイズは増減します。詳細な動画の記録サイズのサイジングには、「サイジングシート」をご利用下さい。
単位は四捨五入。１ヶ月の記録サイズは、1日8時間x20日として算出。}