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健康管理システムのデータ出力とは?
労基署報告と独自集計への活用方法を解説

健康管理業務では、健康診断の結果を集計し、労働基準監督署へ報告する義務があります。膨大なデータから必要な情報を抽出し、規定のフォーマットで報告書を作成する作業には、多くの時間と手間がかかります。

本記事では、健康管理システムにおけるデータ出力の役割と、健康管理システム「HM-neo」を活用した労基署報告や企業独自の集計への活用方法をわかりやすくご紹介します。

データ出力とは

健康管理システムにおける「データ出力」とは、主に定期健康診断や特殊健康診断の労基署集計をはじめとした、報告義務のあるデータの抽出・集計を指します。システムに蓄積したデータから、報告に必要な情報を抽出・集計して出力します。

労基署への報告義務の対象(一例)

健康診断の結果は、労働安全衛生法に基づき、所轄労働基準監督署への報告が義務付けられています。報告義務の対象となる健康診断には、たとえば次のようなものがあります。

  • 定期健康診断の結果等:常時50人以上の労働者を使用する事業者が「遅滞なく」報告
  • 歯科医師による健康診断・特殊健康診断の結果等:すべての事業者が「遅滞なく」報告
  • じん肺健康診断:12月31日時点の実施状況を、翌年2月末日までに報告

これらは報告義務の対象の一例であり、事業場の業種や取り扱う業務によっては、このほかにも報告が必要な健康診断があります。いずれも「遅滞なく」提出する必要があるため、速やかな報告書作成が求められます。

2025年1月から電子申請が原則義務化

2025年1月1日より、改正労働安全衛生規則の施行に伴い、常時50人以上の労働者を使用する事業場では、定期健康診断結果報告・歯科健診・有機溶剤等健診・じん肺報告などの電子申請が原則義務化されました。原則として紙での提出は認められず、e-Govを通じた電子申請が求められます。

報告に必要なデータを正確に集計し、電子申請に対応できる形で準備する仕組みの重要性が高まっています。

データ出力・報告業務でよくある課題

労基署への報告は、対象となる従業員全員分のデータを集計する必要があり、次のような課題が生じることがあります。

現場で感じられている課題
  • 膨大なデータから必要な箇所を抽出し、報告書を作成するのに手間がかかる
  • Excelでの手作業集計では、転記ミスや集計漏れが起こることがある
  • 企業独自の健康施策を検討する際、必要なデータの抽出・集計に時間がかかる

こうした集計業務を効率化できれば、報告対応だけでなく、健康施策の検討にもデータを活かしやすくなります。

健康管理システム「HM-neo」でできるデータ出力

健康管理システム「HM-neo」では、定期・特健の労基署集計をはじめ、条件を指定して各種データを抽出・出力できます。

HM-neoのデータ出力画面。条件を指定して各種データを抽出・出力できる
HM-neo 労基署集計イメージ
条件を指定して労基署報告用のデータを出力
POINT 01

受診日や受診場所、会社・部署などの範囲を指定して、労働基準監督署への報告に必要なデータを出力できます。出力したファイルを確認・調整のうえ、電子申請に活用できるため、手作業での集計負担を軽減します。

特定健診・特定保健指導のXML出力に対応
POINT 02

特定健診XMLおよび特定保健指導XMLの出力に対応しています。健診受診後の各種データ連携もスムーズに行えるため、健診後の業務を滞りなく進められます。

企業独自の集計・健康施策の検討にも活用
POINT 03

出力する項目や条件を設定するだけで、必要なデータを簡単に抽出できます。たとえば禁煙プログラムの検討にあたり、問診で喫煙中と回答した従業員が何人いるかを、問診情報の出力によって把握するといった、企業独自の集計にも活用できます。

レポート作成には HM-viewer の活用がおすすめ

データ出力では集計用の生データが出力されるため、グラフ化や集計は別途行う必要があります。標準的なレポートやダッシュボードで健康データを可視化したい場合は、HM-viewer のダッシュボードをご活用いただくのがおすすめです。データの傾向を視覚的に把握でき、施策検討をよりスムーズに進められます。

データ出力を活用するメリット

条件指定でデータを抽出でき、手作業の集計を軽減できる
労基署報告に必要なデータを正確に準備できる
特定健診・特定保健指導XMLに対応し、データ連携がスムーズ
企業独自の集計や健康施策の検討にもデータを活かせる

データ出力を活用することで、報告義務への対応を確実に行いながら、蓄積した健康データを自社の健康経営施策にも役立てられます。

まとめ

データ出力は、労基署への報告に必要なデータの準備に加え、企業独自の集計や健康施策の検討にも活用できる機能です。2025年1月からの電子申請義務化により、正確なデータ準備の重要性はこれまで以上に高まっています。

健康管理システム「HM-neo」を活用することで、労基署集計・特定健診XML対応・独自集計までをスムーズに行うことができ、担当者の業務効率化と健康施策の推進を支援します。データの可視化には、あわせて HM-viewer のダッシュボードもご活用ください。