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大阪万博の概要 第1回 ~NTTグループ会社の展示物概要と取組み~

今回は開催まで1年を切った大阪万博に向けて、 NTTグループの展示予定のコンテンツと概要、取組みについてご紹介したいと思います。

はじめに

こんにちは, NTTテクノクロス株式会社の河野と申します。
今回は開催まで1年を切った大阪万博に向けて、 NTTグループが展示予定のコンテンツとその概要と取組みについてご紹介したいと思います。
  
○目次
  • ・大阪万博について
  • ・大阪万博で展示が予定されているコンテンツの概要について
  • ・大阪万博へ向けたNTTグループの4つキーワードについて
  • ・4つのキーワードに対する現状のNTTグループの取り組み
  • ・NTTテクノクロスの万博への取り組み
  • ・所感/おわりに

大阪万博について

2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される大阪万博の開催まで1年を切りました。
まずはじめに大阪万博の概要について紹介します。
大阪万博の開催目的やテーマ、開催場所などは以下になります。
〇開催目的
「万博」には、人・モノを呼び寄せる求心力と発信力があります。
この力を2020年東京オリンピック・パラリンピック後の大阪・関西、そして日本の成長を持続させる起爆剤にすることです。
世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場で、「万博」では新しい技術や商品が生まれ生活が便利になる「きっかけ」となります。
〇目指すもの
持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献
日本の国家戦略Society5.0(サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会)の実現

〇実現するもの

最先端技術など世界の英知が結集し新たなアイデアを創造発信
国内外から投資拡大
交流活性化によるイノベーション創出
地域経済の活性化や中小企業の活性化
豊かな日本文化の発信のチャンス

〇多彩な魅力

日本経済及び大阪・関西の地域経済の活性化やビジネス機会の拡大による中小企業の経営強化により、約2兆円の経済波及効果が見込まれる。
大阪・関西が世界に誇るライフサイエンス、バイオメディカルの集積が、万博のテーマに沿った新たなイノベーションでさらに発展する。
悠久の歴史・文化を誇る大阪・関西が、異なる文化との交流を通じて、さらに豊かなものとなり、世界における圏域の認知度が向上する。
日本の様々な分野における次世代の若いクリエーターが、自らの才能を世界に向けて発信できる。
日本には世界で最も安全な環境、先進的な交通インフラが整備され、大阪・関西は、世界の主要都市のどこからでも容易にアクセスできる。

〇開催テーマ

テーマ 「いのち輝く未来社会のデザイン」
サブテーマ 「Saving Lives(いのちを救う)」「Empowering Lives(いのちに力を与える)」「Connecting Lives(いのちをつなぐ)」
コンセプト 「-People's Living Lab-(未来社会の実験場)」

1.展示をみるだけでなく、世界80億人がアイデアを交換し未来社会を「共創」(co-create)
2.万博開催前から、世界中の課題やソリューションを共有できるオンラインプラットフォームを立ち上げ。
3.人類共通の課題解決に向け、先端技術など世界の英知を集め、新たなアイデアを創造・発信する場に。

〇開催期間/場所

開催期間 2025年4月13日(日)– 10月13日(月)※184日間
開催場所 大阪 夢洲(ゆめしま)

大阪万博で展示が予定されているコンテンツの概要について

大阪万博では様々なコンテンツが展示される予定です。様々あるコンテンツの中でもパビリオンと呼ばれる仮設建築物と未来社会ショーケースという体験型展示はメインコンテンツになると思います。
最先端な技術などを体験できることもあり、とても興味深いコンテンツとなっております。
パビリオンと未来社会ショーケースの概要は以下になります。

〇パビリオンとは
「海外パビリオン」「国内パビリオン」「シグネチャーパビリオン」の3つに分けられており、各パビリオンの内容は以下のようになっています。

海外パビリオン アメリカ、イタリアなどの公式参加契約した国64ヵ国(現在)について知ることが出来る仮設建築
国内パビリオン 日本電信電話株式会社、パナソニックなどの民間企業のパビリオンと国が出すパビリオンの合計17個の仮設建設
シグネチャーパビリオン 有名な8人のプロデューサーが「いのち」を題材に主導する仮設建設

〇未来社会ショーケースとは
万博は、会場全体が未来社会のショーケースと表現されており会場の至る所で未来社会を体感できます。
交通手段やエネルギー、通信や映像機器、交通手段やエネルギー、通信や映像機器、そして様々なイベントや体験型展示、そのすべてが、次世代技術を駆使し、「いのち輝く未来社会」を支えたい!という強い想いが込められています。
個人的に興味がある展示例を以下にいくつか紹介します。

空飛ぶクルマ:会場内と会場外を繋ぎ空飛ぶクルマのデモを体験できる。

EVバス:万博内でレベル4の自動運転、走行中給電を行う約100台の最新鋭のEVバスに乗ることができる。

パビリオンと未来社会ショーケースの概要と展示予定の一部コンテンツについて紹介しました。
空飛ぶクルマはイメージ画像をみるとヘリコプターにも見えたりしますが...実際に動いているところを見てみたいですね。
NTTグループもパビリオンと未来社会ショーケースにコンテンツを展示予定です。
以下に展示予定のコンテンツについての概要を記載します。


〇パビリオン:「NTT Pavilion “Natural”
大容量・低遅延・低消費電力の性能を兼ね備えた次世代インフラ”IOWN”をはじめとして、NTTグループのもつ最先端のR&D技術をフル活用し、物理的な距離や心理的なカベを超えて、遠くの人やものと空間や感覚を共有できる、新しい体験価値を提供します。

〇未来社会ショーケース:「Virtual EXPO
オンライン空間上に3DCGで夢洲会場を再現し、ユーザーはアバターを介してバーチャル会場を散策するとともに、各出展者が展開するバーチャルパビリオン内部に入り、バーチャルならではの特性を活かした展示や催事が体験ができます。
リアルの夢洲会場では、スマートフォンを使い、現実には存在しないキャラクターや3Dオブジェクトが現れるARコンテンツも楽しむことができます。
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)等の技術により、リアルとバーチャルが相互に連動する体験を提供する予定となっています。

大阪万博へ向けたNTTグループの4つキーワードについて

ここまで大阪万博の概要や展示が予定されているコンテンツについて説明してきました。
NTTグループも大阪万博でコンテンツを展示するに辺り様々な取り組みを行っています。
その中でも以下の4つのキーワードの取り組みに力を入れています。
IOWN APN」「水素サプライチェーン(カーボンニュートラル)」「バーチャル会場」「パーソナルエージェント
また、これらの4つのキーワードは大阪万博が目指すものにも大きく関わってきていると感じます。
・持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献
→特に関連があるキーワード:「IOWN APN」、「水素サプライチェーン(カーボンニュートラル)」
・日本の国家戦略Society5.0(サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会)の実現
→特に関連があるキーワード:「バーチャル会場」、「パーソナルエージェント」
どれも大阪万博で実際に体験や見ることが出来ます。
これらの4つのキーワードが大阪万博でどのようなことを提供、実現するのかを以下に説明します。
①IOWN APN
夢洲会場の光ファイバーネットワークにAPN装置を設置し、低消費電力、大容量高品質、低遅延伝送を兼ね備えた通信環境を提供します。
万博では体験が可能な実証環境を提供する予定であり、NTTグループがこれまで培ってきた経験と技術力で進化させてIOWN APNを多くのパートナー様と共創することで未来を先取りした体験を実現します。
また、万博ではサービス開始時点のIOWN APNの進化版を提供する予定です。
今までよりも性能が向上したIOWN APNを体験頂けます。
②水素サプライチェーン(カーボンニュートラル)
NTT パビリオン、パナソニックグループパビリオンで「水素サプライチェーン」の実装を通じて、再生可能エネルギーのさらなる利用を拡大し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
水素は、二酸化炭素を排出しない次世代のクリーンなエネルギー源であり、今後、需要が高まっていくと考えられています。
そのため、大量の水素を安定輸送し、発電するための「つくる」「ためる」「はこぶ」「つかう」水素サプライチェーンの構築が重要となり、誰もが水素を利用できるようしていく必要があります。
大阪万博ではNTTパビリオンにおいて、水素サプライチェーンの「つくる」から「はこぶ」までを実装し、NTTパビリオンとパナソニックグループパビリオンの両パビリオンにおいて「つかう」を実装します。
③パーソナルエージェント
大阪・関西万博会場を一つの街と見立て、誰もがストレスなく会場内を回遊できるスマート体験を提供し、万博の体験価値向上を実現します。
万博会場の混雑状況、施設状況や天気予報、交通情報、行動履歴属性、1人1人の思考、状態に合わせ”わたしらしく”というキーワードで効率的で快適な来場体験をパーソナルエージェントがサポートします。
来場者の満足に貢献できるよう使用者にあった「最適な体験」「効率的周遊」「先進的な体験」を生み出します。
万博会場内でスマートフォン等を用いて、各来場者の行動履歴、予約情報、位置情報や各施設の混雑情報など万博会場の各種データを活用して、来場者一人ひとりに合わせた会場案内(モデルルート提案や施設レコメンド)を行います。
④バーチャル会場
オンライン空間上に夢洲会場を3DCGで再現したバーチャル会場を用意し、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)等のバーチャル技術を活用した取り組みを展開いたします。
キーワードは「空飛ぶ夢洲」で時間と距離を超え、世界中の人が集える場所を作って行く予定です。
バーチャル会場となっているので、実際にその場所に訪れなくても、今回バーチャル万博に出展したバビリオンをめぐり、様々な方とコミュニケーションをはかりながら、多様ないのちの輝きにふれていただきたいと思います。

4つのキーワードに対する現状のNTTグループの取り組み

前段で「4つのキーワードが大阪万博でどのようなことを提供、実現するのか」を説明しました。
この4つのキーワードに対して、現状のNTTグループの取り組みを以下に説明します。

①IOWN APN
②カーボンニュートラル
 IOWNとカーボンニュートラルについては別で連載していますのでご参照ください。
カーボンニュートラルとIOWN 第1回~NTTの環境目標の実現への取り組み~
カーボンニュートラルとIOWN 第2回~NTTの環境への取組み~
カーボンニュートラルとIOWN 第3回 ~NTTグループ会社の環境への取組み~

③パーソナルエージェント
地域の皆さまと個性豊かな街づくりをサポートするNTTアーバンソリューションズを中心として進める、街づくりDTCのノウハウを活かし、パーソナルエージェントを提供します。
「街づくりDTC™」とは、街で提供されるサービス単位で環境・モノ・人を捉え、DT(Digital Twin:デジタルツイン)と、それらを分野横断で連鎖させる機能であるDTC(Digital Twin Computing:デジタルツインコンピューティング)を実現させることで、街全体で最適化される新たなUX(User eXperience:顧客体験)を具現化する技術で、技術開発、実証実験を進めています。
例えば、あるユーザに対して、スケジュールやバイタル情報から適切なタイミングで適切な食事内容を提案し、その時、店舗が混雑していれば、共用部のベンチに誘導し、ユーザがエレベータ前に向かうと、待たずにエレベータに乗ることができ、さらにベンチについたタイミングで適切な食事を街区内配送してくれます。
さらに、個人単位での健康状態・購買・嗜好傾向推定、行動傾向予測により、行動リコメンドやおもてなしといった、パーソナルサービスを構築します。

④バーチャル会場
バーチャル会場を用意するためにはARやVR等のバーチャル技術が必要となります。
NTTグループでは「NTT XR」という名称でVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などのXR(Extended Reality)を活用した技術を開発・提供しています。
NTT XRは「リアルの限界を超えて、夢や思いを体験し共感し会える世界へ」というのを目指し、「現実と仮想世界をXRで編集し自由な表現の共有と共感を促す場を提供すること」を使命としています。
また、NTT XRは株式会社NTTコノキューを中核としてサービスを提供しています。

※NTTコノキュー株式会社
NTTドコモが、NTTグループにおけるXR事業のさらなる推進を目的に設立した会社であり、事業概要としては、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)などXRを用いて、メタバース・デジタルツイン・XRデバイスの3つの事業を柱に、さまざまなサービス、ソリューションを提供をしています。
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」において、オンライン空間上に夢洲会場を3DCGで再現した「大阪・関西万博バーチャル会場」の実現にも貢献予定です。

先日、ARを体験したのですが、思っていたより映像がきれいで迫力がありました。
個人的にバーチャル会場はかなり注目しており、大阪万博での体験も期待しているのでその体験がより楽しくなるように、現在NTT XRが提供しているサービスをいくつか説明します。


・XR City
デジタルと現実世界が融合した新しい世界を体験できる新感覚街遊びARサービスで、サービスの提供エリアで、専用アプリである「XR City」をダウンロードした端末をかざすと、その場所にあったARコンテンツが表示され様々な方法で楽しむことができるサービスとなっています。
空間に表示されるARを用いてSNS映えする写真・動画が撮影できるフィルターコンテンツ、リアル脱出ゲームで人気のSCRAPとコラボした謎解きコンテンツをはじめとした、様々なコンテンツが東京、愛知、大阪をはじめ全国で体験できます。

・NTT XR Real Support
MR技術で遠くにいても隣にいるかのように、遠隔地から現場へ支援が可能にするサービスです。
遠隔地にいる熟練者等の支援者は PCにてビデオ通話のみならず、マニュアルや空間上での指示等の視覚的な情報も含め、支援することができます。
現地にいる若手等の作業者はMRデバイスを活用することで、手を塞ぐことなくハンズフリーでの支援が可能です。
利用シーンは、主に電気・ガス・通信などのインフラ業や、高額な装置・精密機械などを扱う製造業を想定しています。
「Real Support」により、従来は現場に居なければならなかった作業員を減らし、現地の作業者を1名にすることが可能です。
インフラ業では、従来であれば管理者あるいは熟練者が現地に同行しなければならない作業でも、管理者あるいは熟練者は遠隔にいながら細かい指示や確認が可能となり、現地作業者の人数削減、管理者や熟練者が現地に到着するまでのダウンタイムの短縮が可能となります。また、災害時に現地に移動できない場合の対応や、BCP対策にも有効です。
製造業では、操作手順の複雑な装置、定期的な整備が必要な機器など、現地に急行することが多いフィールドエンジニア(セールスエンジニア)の作業は、技術力を持った人材が不可欠です。
技術力を持った人材が遠隔から指示することで、現地に急行する人材は技術力に特化している必要がなくなり、人材の教育時間の短縮や人数そのものの削減が可能となります。また、製品を購入されたお客さまが遠方にいた場合、離れた場所からも操作説明などを行うことが可能となります。

③リッチコンテンツ
3Dコンテンツ展示や2D動画配信に加え、Volumetric Video*やモーションキャプチャ、8KVRといった技術を使用しリッチな体験・表現を可能とする演出を提供します。
※実在する人や動物などあらゆる被写体の動作を複数のカメラで撮影し、3Dデータを生成する技術

Volumetric Video 3Dデータを用いて作成した映像を自由な位置・角度からの視点の映像を見ることができる。
モーションキャプチャ 専用機材で取得したモーションデータ(動きなどのデータ)を別の3Dモデルへ配信し、そのモデルが動いている様子を視聴できる。
最近流行っているVtuberでよく使われている。
8KVR 8K(横×縦の解像度が7680×4320画素)以上で撮影した360度映像をつなぎ合わせVR上で表示し、全方位に広がる映像の世界に入り込んだような、臨場感あふれる視聴体験ができる。

上記3つのリッチコンテンツのサンプル映像を見れるリンクを以下に記載致しますので興味があれば見て頂ければと思います。
リッチコンテンツ各種のサンプル映像

NTTテクノクロスの万博への取り組み

これまでNTTグループとしての取り組みを紹介してきましたが、NTTテクノクロスとしても大阪万博に向け様々な技術の取得や調査を行っておりXR技術やIOWNといった大阪万博でメイン展示となる技術を使用した開発に取り組んでいます。
また、技術だけではなく大阪万博が目指すものとして掲げている持続可能な開発目標であるSDGs達成への貢献にも会社全体で取り組んでいます。
参考リンク:NTTテクノクロスのサスティナビリティ

NTT XRのサービスの1つとしてNTTテクノクロスでは、オフィスにいながら現場の危険性をリアルに体験できる VR安全意識向上サービスを提供しています。
サービス内容は以下になります。


➀VR 危険体感コンテンツ
VRで、実際に体験することで主体的に学べ、これまでのDVDや安全マニュアルなどを用いた受動的な研修に比べて、より高い定着率が得られるとされる【自ら体験する】手法にて重大人身事故を学ぶことで、安全作業ルールを定着させることができる教育効果の高い研修を実現、提供します。

②VR 危険予知トレーニング
作業現場をVR空間で再現し、従来のイラストシートなどで実施していた内容をVR空間に置き換え、VRヘッドセットを付けて作業者が危険個所を指摘することができます。指摘した危険個所は回答として保存したり、PCを用いて各作業者が指摘した危険個所を小集団内で共有しながらトレーニングすることを実現、提供します。

所感/おわりに

今回は大阪万博の概要とNTTグループの大阪万博で展示予定のコンテンツとその取り組みについて紹介しました。
NTTグループに関する内容以外にも大阪万博では様々な展示があるので非常に楽しみです。
私も、直接見てみたいので1度は行こうと考えています。
次回は大阪万博の開催が近くなり詳細な情報が展開され始めたらより詳しくご紹介したいと思います。

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KONO HIROMASA
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フューチャーネットワーク事業部 第一ビジネスユニット
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