BIの活用状況を可視化できるYellowfinの監査レポートをご紹介(Yellowfin)
BIの活用状況を可視化できるYellowfinの監査レポートをご紹介します。
BI(ビジネスインテリジェンス)活用コラム
- 2023年03月07日公開
こんにちは、Yellowfin担当です。情報分析基盤としてBIツールを導入し、様々なデータの集計や分析を行っているものの、「導入したBIツールやレポートがどれくらい活用されているのか定量的に把握したい」というご要望はないでしょうか。 今回は、そんなBI利用のお悩みに対して、Yellowfin社が提供する監査レポート機能を利用することで利用状況を可視化し効率的なBIの運用を実現する方法をご紹介します。
皆様はBIツールをご利用の中で以下の様な業務課題はおありでしょうか。
- ・BIツールのパワーユーザーに使用感を聞きたいが、アクセス上位者がわからない
- ・作成したレポートの利用状況がわからず効果を定量的に計測できない。
- ・監査などで利用者のアクセス履歴を追うのに時間がかかる。
今回ご紹介する機能は、上記の様な業務課題の解決にも役立つ内容ですので、皆様のご利用状況に置き換えて読み進めて頂ければ幸いです。
- 1. ログインランキング
- 2. レポートの利用状況
- 3. アクセス履歴の調査
1. ログインランキング [ログイン数の多いユーザ上位N位]
BIツールでレポートを作成後、よく使うユーザには使う理由を、使わないユーザには使わない理由を聞きたいというご要望はよくあることかと思います。
Yellowfinの監査レポート機能を使うことで、利用状況をデータソースとしてレポートを作成することができ、例えばログイン回数をランキング化するといったことが可能です。
画像中のフィルタを変更することでログインがないユーザも出力させることが可能です。
2. レポート利用状況 [利用者の多いレポート上位N位]
BIツールを導入し、データを活用していると、どのデータがどれくらい使用されているかを知りたいというご要望は少なくないかと思います。
Yellowfinの監査レポートを使用すると、作成されたレポートの使用状況を、グラフで可視化することが可能です。
エクスポートし報告資料としてもご利用いただけますので、稼働時間の削減にも役立ちます。
図のようにフィルタにグループ名で絞りこむことによって特定のグループに人気のあるレポートを表示する、ということも可能です。
3. アクセス履歴の調査
昨今のコンプライアス遵守の流れに伴って、BIツールに限らずシステムを使用していると監査などでアクセス履歴の提示が必要になる場合がありますが、ログから特定のユーザのアクセス状況を抜き出すのは手間のかかる作業です。
Yellowfinの監査レポート機能を組み替えて利用することで、個人やグループのログイン状況、レポート編集や削除の履歴などを簡単に抽出しエクスポートして提出資料とすることが可能です。
図は特定の人間の一日のアクセス履歴を表示したものです。
4. おわりに
Yellowfinにはまだまだ便利な機能も多数用意されていますが、今回は管理者の方がYellowfinを運用していくにあたって便利な機能をご紹介しました。
紹介した機能を活用することで、利用状況を可視化できユーザが求める情報の分析が容易になり、さらなる効率的な運用やアクセス履歴の提示コストの削減などつながります。
是非、Yellowfinの監査レポートの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
NTTテクノクロス株式会社