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食とIoTのレシピ その1

「食とIoT」ブログ。第2回目は、科学的に「産地」を評価する仕組みについてご紹介します。

NTTテクノクロスの酒井です。

近頃気温が上がってきて、だんだんと夏野菜が美味しい季節になってきました。

トマトの写真

「食とIoT」ブログ。
第2回目は、科学的に「産地」を評価する仕組みについてご紹介します。

スーパーで売られている農作物は採れた産地が表示されて販売されています。 農作物(生鮮食品)の場合は、国内産の場合は県名、輸入の場合は国名を表示することが義務付けられています。

消費者庁生鮮食品品質表示基準Q&A

流通されている農作物の場合は、商品の包装・外箱、商品の注文書と一緒に付与される原料原産地証明書などを用いて産地を確認したうえで表示することが一般的です。

今回、NTTテクノクロスの取り組みでは、一般的な手法と組み合わせて、科学的に産地を評価する手段を提案し、提供しています。

産地を科学的に評価するにはレーザガスセンシングという技術を用いて、農作物の中に含まれる水分をセンシングし、このデータをモニタリングすることにより、同一産地から提供されているものか否かを評価しています。

レーザガスセンシングは長年NTTの研究所で、長距離・大容量通信を実現するために研究されてきた、通信用レーザ光源の技術が活用されています。
レーザ光をガス化させた食品中に含まれる水分(水蒸気)に照射し、レーザ光がどの程度吸収されたかを分析することにより、ガスの濃度、元素の安定同位体比の割合を測定することが可能です。この、安定同位体比のデータは農作物の育った生育水と強く関連することが知られています。

レーザーガスセンシング技術の概要図
レーザガスセンシング技術の概要

次回のブログでは、この農作物と生育水の関係についてもう少し詳しく説明をしていきたいと思います。

NTTテクノクロスが科学的に「産地」を評価・「味」「栄養素」を表示した野菜は以下のサイトから購入が可能です。高糖度のミニトマトを使った、美味しい夏野菜のサラダを楽しんでください。

THE FARMのWebショップはこちら
夏野菜サラダのイメージ

また、5/10~5/12に東京ビッグサイトで行われる、ビッグデータ活用展【春】 のNTTテクノクロスブース(東13-13)にて、今回のソリューションを展示しております。
ご興味がある方は、以下で無料の招待券を受付しておりますので、是非お越し下さい。

ビッグデータ活用展はこちら
著者プロフィール
酒井 歩
酒井 歩
入社以来培ってきた、ネットワーク分野での開発技術と、NTTの研究所の先端技術を活用して、食と農業とICTをクロスする役割を担っている。 業務に没頭する中で、食の分野に対する興味割合が強くなり、 プライベートでも美味しい農作物を使った料理をレシピサイト片手に挑戦中。