Elasticの構築実績が実を結ぶ! 〜祝Elastic認定エンジニア合格〜
Elasticの構築実績によって得た知識と技術が認められ、Elastic認定エンジニアに合格したことの報告記事です。
Step up Elastic Stack
- 2019年04月22日公開
みなさん、こんにちは!
日本で3番目のElastic認定エンジニア 西園です。
さて、今回はタイトルと自己紹介にも入っている『Elastic認定エンジニア』をついに取得したので、その報告をいたします。
What's Elastic認定エンジニア?
Elastic認定エンジニアは、Elasticsearch社が2018年の夏から始めたElasticsearchの専門家としての公式認定資格です。
試験形式は選択解答式などではなく、ハンズオン形式のパフォーマンス測定試験となっています。現実の問題に即して与えられる設問に対して、試験担当者の監視の元、Elasticsearchをリアルタイム操作して解決します。
設問へ解答するためには、Elasticsearchに関する運用、開発、その他広範囲に渡る知識とスキル、それらを適切に組み合わせて使用する能力が必要とされるため、Elastic認定エンジニア保有者はElasticsearchの専門家である確かな証明となります。
取得理由は?
NTTテクノクロスはElasticsearch社製品の販売代理店であり、サブスクリプションの販売だけでなく、Elastic Stackの導入・保守などのSIを通したソリューション提供をしています。 上記の背景から以下のために取得を決意しました。
- これまでの経験で得た知識と技術が、Elasticのセオリーとして正しいことを証明し、さらなる信頼度向上につなげる
- Elasticに関する優秀な技術者が当社内に在籍することを証明し、Elasticの導入を検討している多くの方々に安心して任せていただく
受験準備はどうしたの?
受験に向けて以下の2つを実施しました。
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Elasticsearch Engineer I/II 受講と復習
Elastic認定エンジニアの内容準拠の公式トレーニングです。このトレーニングを受けることでElasticsearchについて網羅的に学び直すことができました。 -
Elastic Certified EngineerとElastic Certification FAQの熟読
英語のドキュメントですが、この2つを読むことで試験への疑問は解消されました。
特にFAQにリンクされているビデオでは試験環境の操作を映像付きで説明してくれるため、試験のシミュレーションができました。
受験自体はどうだったの?
しっかり準備してきたこともあり、試験自体は何とか時間内に全問解答することができました。
どちらかというと、以下のような試験当日の環境準備が大変でした。
- 静かな密閉空間で、試験端末以外のノートや電子機器類が存在しない居室の準備
- 政府発行で有効期間が切れていない、かつ、顔写真と氏名のローマ字表記が存在する個人証明書の準備
前者を会社で用意するのはなかなか大変で、後者も条件を満たすものがパスポートしか思いつかなかったため、有効期限の確認などに気を使いました。
合格して変わったことは?
取得理由でも述べましたが、これまでの経験で得た知識と技術が正しいことが証明され、大きな自信となっています。
これまでもソリューション提案時は自信を持って提案していましたが、より説得力のある提案ができるようになり、お客様へ与える安心感も大きくなったと考えています。
また、日本での資格保有者がまだ少ないこともあり、幸いなことに顔と名前を覚えて頂いてElastic関連のイベントで声をかけていただくことも多くなりました。
おわりに
NTTテクノクロスには私以外にもElasticの経験が豊富なエンジニアが多数在籍しており、Elastic Stackに関するコンサルティングから、構築、サポート、保守までお客様のビジネスに貢献できるよう支援を行っております。
興味のある方は、以下の「関連するソリューション・製品」からお気軽にお問合せください。
NTTテクノクロス株式会社
IoTイノベーション事業部
第二ビジネスユニット
OpenStackの監視方法を模索していたところ、Elastic Stackに魅了される。
Elasticの構築案件を担当しながら、プロモーション活動も実施中。
Elastic関連のイベントにも頻繁に顔を出しているので、見かけたら気軽にお声がけください。