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JAWS-UGコンテナ支部 入門編 #4 で登壇しました #jawsug_ct

3/30(木) JAWS-UGコンテナ支部 入門編 #4 で発表の場をいただきましたので、今回はそのご報告です。

はじめに

ソフト道場AWSチームの須藤です。

さて、もう3週間経ってしまいましたが、3/30(木) JAWS-UGコンテナ支部 入門編 #4 で発表の場をいただきましたので、今回はそのご報告です。120名の方にご来場いただけたようで、たいへん盛況でした。

これからECSを採用しよう、と考える方に向けて、アプリケーション側で意識しておいていただきたいこと、インフラ構築時に意識しておいていただきたいこと、それぞれをベストプラクティスとしてまとめた資料です。

少しでもECSを採用する際のハードルが下がったら、あるいは少しでもECSを採用したあとに困る人が減ったら、という思いを込めて作りましたので、参考になりましたら幸いです。

なお、 今後AWSの新機能や新サービスのリリースによってベストプラクティスが変わることもある ので、その点ご容赦ください。

発表資料「これからECSをはじめる人のための ECSベストプラクティス」


これからECSをはじめる人のための ECSベストプラクティス
JAWS-UG ECS Best Practices #jawsug_ct
from Yu Sudo

※2017年3月以前に作成された資料です。NTTソフトウェア株式会社は、2017年4月1日よりNTTテクノクロス株式会社に社名を変更しました。


発表後の質疑応答

いただいたご質問とそれに対する回答の要約です。

Q.

DBのデータソースの解決にDNS(Route53 Private Hosted Zone)を使う、と資料にあったが、DNSの名前解決の負荷が大きくなるのではないか?DNSキャッシュを使うなどしている?

A.

(JAWS-UGコンテナ支部スタッフより)

数十インスタンスのオーダーのシステムで、fluentdによるログ集約のためにRoute53 Private Hosted Zoneを利用してログの転送先を解決しているが、名前解決の負荷が問題になるような挙動には遭遇したことはない。

(須藤より)

今回のシステムの場合、DB接続にはコネクションプールが利用されており、トランザクションのたびに名前解決をする、という動きにはならないため、名前解決の回数がすごく多くなるというのも想定しにくい。あくまで、コンテナイメージの中にデータソースをハードコートしなくて済むように、というやり方のひとつとして採用している。

他の参加者にとっても、知見や気付きの得られたであろう鋭い質問でした。ありがとうございました。

他の登壇者様の資料

それぞれ異なる切り口でたいへん勉強になる内容でしたので、ぜひこちらもご覧ください。


DockerとDocker Hubの操作と概念
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from Masahito Zembutsu


とある社内ビックデータ基盤にバッチ用コンテナ基盤を構築してみた
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from Hiroshi Toda


ECS導入における三つの明確な傾向
Amazon ECS adoption trends
from Naotaka Jay HOTTA


おわりに

当日、 crash.academy 様にて勉強会の模様のライブ配信があり、その動画がYouTubeで公開されております。お時間のある方はこちらもどうぞ。

https://youtu.be/MhJfxbESXuc

日本のAWSのユーザグループ JAWS-UGの勉強会 では、

などの各支部を通じて、分野ごとにビジネス上の課題や周辺技術も含めたキャッチアップができます。ソリューションアーキテクトの方々と話しやすい場でもありますので、お悩みの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

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AWSチーム
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