テクニカル系研修・施策

社員は、様々な研修やコミュニティ活動によって、日々自身のスキルアップを目指しています。技術者育
成に特化した社内研修「ソフト道場」、自身の得意技術を記事にして紹介する施策「アドベントカレン
ダー」をご紹介します。

ソフト道場

幅広い技術を身に付ける「ソフト道場」

仕事で必要となる技術や、最新技術に関する研修を行っています。道場の講師は、すべて社内の技術者です。社内の技術者たちに、自身が担当するプロダクト関連だけでなく、幅広い技術を身に付けて欲しいという思いから設立されました。2009年の設立時は10名で運営していましたが、現在道場講師として登録された社員は86名。15年間で、6500名以上の人材育成を行っています。2023年度は47カリキュラム、計69回の研修を実施しています。

カリキュラムについて

言語 / フレームワーク / インフラ / データベース / データ分析(AI) / デザイン / セキュリティ / マネージメントと多岐に渡り、現在はもちろん将来当社に必要とされる技術の研修カリキュラムもあります。先行して各技術を獲得した社員が自ら講師となり、教育コンテンツを作成しています。

2023年度は、ブロックチェーンやUnity研修が立ち上がり、広い技術分野をカバーできるようになりました。講師陣からの様々な提案をもとに、新たな研修が続々と立ち上がっています。

技術を継承していく企業文化

道場講師は、全員が当社の現場で日々腕を磨いている技術者です。自ら修得した技術を、研修コンテンツとしてまとめ、伝えています。受け身の座学ではなく、受講生自身が考え、実際に手を動かして学ぶ演習中心の実践型カリキュラムです。

自分の身に付けた技術を、後進に伝えていく企業文化が根付いており、ここで学んだ受講生が次の講師候補に育ち、中には若手のうちから講師として活躍する人もいます。

道場講師のメリット

  • 研修カリキュラムの作成、研修中の質問・意見から、講師自身が更にスキルをレベルアップさせることができる。
  • 講師を務めることで該当技術に強いことをアピールでき、開発を円滑に進めるための相談相手としての役割や、講師本人のキャリアパスとしての役割も果たす。

技術アピールの機会

アドベントカレンダー

自身の業務経験や自己学習で得られた技術知識をまとめ、発信する場として毎年アドベントカレンダー(Qiita Advent Calendar)に参加しています。
アドベントカレンダーとは、クリスマスまでの日数をカウントダウンするためのカレンダーにならい、定められたテーマに従って参加者が持ち回りで記事を投稿する施策です。

※Qiitaでは、技術記事に特化したアドベントカレンダーを実施しています。

NTTテクノクロス Advent Calendar

参加メンバーインタビュー

井上 美奈

2020年度入社

商学部出身

業務ではメタバースの開発を行い、主にAWS基盤の構築や保守運用を行っています。2022年、このメタバース開発で得た経験を元にアドベントカレンダーで一人完走(12/1~12/25まで毎日1記事投稿)を達成しました。その後、社内のホンマツリというイベントを通して書籍化したので、その過程や成果を2023年のアドベントカレンダーで紹介しています。

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堀江 岳浩

2017年度入社

経済学部出身

AWSやAzureといったパブリッククラウドに関する技術有識者として、部署の垣根を越えて様々なプロジェクトの設計、実装、構築、運用に携わっています。また、そういった業務経験を経て「こんなツールがあったら良いな」と感じたツールをOSSとして個人的に開発し公開しています。アドベントカレンダーではなるべく多くの人にそのツールのことを知ってもらうべく、紹介記事を書きました。

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大友 晃一

2023年度入社

教育学部出身

学校の先生として7年働いてから、中途で入社しました。現在はパブリッククラウドサービスの設計、構築、運用などを担当しています。まだエンジニアとして(営利企業の社員としても)色々な方の知恵を借りることが多く、日々先輩方の暖かい力添えに支えられて生きています。
公私共に外国語を度々使っていたので、IT業界に飛び込んで「あれれ?」と思ったことを記事にさせていただきました。

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渡邉 竜介

2022年度入社

工学部出身

配属から現在まで、IOWN構想の主要技術分野の1つであるオールフォトニクス·ネットワークを制御するシステムに関わる検討に携わっています。
また、学生時代にプログラミング教育に関する研究を行っていたこともあり、サステナビリティ活動として小学生や高校生向けのプログラミング教育支援にも参加しています。
そういった業務を通して、社内外に技術知識等を展開することが技術者としての知識·経験を積み重ねていくために必要だと感じたため、アドベントカレンダーへの参加を決めました。
アドベントカレンダーでは、IT関連のTipsとして個人的に面白いと感じたLive2Dの実際の活用事例を紹介しています。

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