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Canonical Day Tokyo 2025 ― Canonical ×NTTテクノクロス 共催イベントを開催!

2025/11/27(木)に、Ubuntuに関するCanonicalとの共催イベント Canonical Day Tokyo 2025 を開催いたしました。

20251127日、Canonical社とNTTテクノクロスは「Canonical Day Tokyo 2025」を共催しました。

本イベントでは、Ubuntu Proを基盤としたクラウドインフラの事例やパートナーソリューションの紹介、さらにライブデモを通じCanonical社とNTTテクノクロスの最新の取り組みを紹介しました。NTTテクノクロスは、2017年にCanonical社と日本国内初となるパートナー契約を結び、それ以来、長期にわたり大小問わず、さまざまなUbuntu環境においてサポートを提供しております。(2017年度プレスリリース

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1.Ubuntu Proとは?

Ubuntuとは無料で使えるパソコンやサーバーの基本ソフト(Linux系のOS)です。誰でも無償で利用できるOSであり、手軽に導入できます。Ubuntuの標準サポート期間はリリース後5年間です。しかし、例えばエンタープライズ環境では、Ubuntu5年以上稼働させる要件があり、システムのセキュリティパッチ適用期間もより長期間にわたって必要となる場合があります。これに対し、商用保守サービスUbuntu Proを導入することで、最長15年間(標準サポートの5年間に加えて最長10年間)の追加セキュリティアップデートが提供され、長期に渡り安定した運用が可能になります。

項目

Ubuntu

Ubuntu + Ubuntu Pro

料金

無料

有料(Ubuntu Pro)

サポート期間

5年間のセキュリティアップデート

最大15年間のセキュリティアップデート

セキュリティ対応

メインリポジトリのみ

メイン+ユニバースリポジトリの

パッケージも含む(約20,000以上)

技術サポート

コミュニティベース(フォーラム等)

Canonicalの公式サポートあり

脆弱性対応の速さ

標準的

より迅速かつ包括的(*)

(*)ユニバースリポジトリに関して、通常、各ソフトウェアのコミュニティが脆弱性対応をしていますが、Ubuntu Proを購入することでCanonicalが責任をもってパッチを提供します。

2.NTTテクノクロスならではの強み

NTTテクノクロスは、Canonical社と国内のお客様の間に立ち、Ubuntuの日本語によるフルサポートを提供しています。Canonical社の商用サポートを日本語で受けられるため、不具合の切り分けなどが迅速に実施できます。Ubuntu Pro導入の支援から導入後の保守までワンストップで対応できることに加え、OSの再起動が不要なカーネルセキュリティパッチサービス、OpenStackクラウドやKubernetesなどにも対応しています。

UbuntuUbuntu Proに関する内容を当社ブログにて公開中: Ubuntu関連記事一覧| NTTテクノクロスブログ

3.講演に社員2名が登壇

■講演①:日本企業のUbuntu利用を強力サポート:NTTグループの仮想化基盤を支えるNTTテクノクロス × Ubuntu ProIOWNデジタルツインプラットフォーム事業部 越谷 真帆)

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Ubuntu Proは最大15年の長期商用サポートとセキュリティ更新を備えており、直接購入に比べ日本語対応や支払いの利便性が優れている点、Ubuntu Proを購入することで提供できるソリューションの一部を紹介しました。

■主な紹介内容

 ・日本円決済や日本語窓口を設けていること

 ・問題の状況整理や切り分けを支援し、Canonical社への問い合わせをスムーズに実施できること

 ・Canonical社からの英語の回答・情報を日本語訳して提供可能であること

 ・Ubuntu Proを購入することで提供できるソリューションの一部を紹介

 (OpenStackクラウド、MicroCloudKubernetesPython、高性能計算向けSlurmなどの具体的なソフトウェア群について)

講演②:NTTテクノクロス × Ubuntu Pro:導入事例のご紹介(IOWNデジタルツインプラットフォーム事業部 本上 力丸)

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Ubuntu Proを活用した実際の導入事例、お客様の声、国立情報学研究所が運用する学術情報ネットワークSINET6の仮想化基盤において、設計・構築・保守・運用を担当していることなどについて紹介しました。国立情報学研究所の教授からは、高い技術力と迅速な対応、継続的なセキュリティサポートに対する感謝の言葉が寄せられました。また、国内の研究所や建設設計企業におけるOpenStackクラウドの設計・構築・保守・運用事例も紹介され、幅広い業界での活用が進んでいることが示されました。さらに、Kubernetesの監査情報取得に関するナレッジ提供や、Ubuntu Pro適用時の問い合わせ対応、プロキシ環境下での長期サポートなど、具体的なお客様からの高評価も共有されました。

4.さいごに

Canonical Day Tokyo 2025 ― Canonical ×NTTテクノクロス 共催イベントについて紹介しました。今後も手厚いサポートを通じて、お客様の安定的かつ効率的なシステム運用を支えてまいります。

Canonical社について

Ubuntuを提供するCanonicalは、オープンソースのセキュリティ、サポート、サービスに特化した企業です。ポートフォリオには、極めて小型のデバイスから大規模なクラウド、カーネルからコンテナ、データベースからAIまで、重要なシステムを幅広く含みます。Canonicalは、大手技術ブランド、スタートアップ企業、行政、ホームユーザーを取引先に持ち、すべての皆様に信頼性の高いオープンソースを提供します。詳細につきましては、公式サイトをご確認ください。

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