サイバー攻撃には、神さま、ヒトさま、技術さま!
よく聞くようになった「情報セキュリティ」。最近は本当にサイバー攻撃の手段も手が混んでいて、決して僕たちが意図していなくても、いつ、自分から情報が漏れるかわからないくらいその手口も多くなってきました。
広報ブログ 第7回
- 2016年03月10日公開
広報担当Kです。
そろそろ春の気配が感じられるようになった今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしですか。
サイバー攻撃には、神さま、ヒトさま、技術さま!
よく聞くようになった「情報セキュリティ」。昨年も世間に衝撃を与えたサイバー攻撃事件や情報漏えいなどがありましたね。最近は本当にサイバー攻撃の手段も手が混んでいて、決して僕たちが意図していなくても、いつ、自分から情報が漏れるかわからないくらいその手口も多くなってきました。
…なんでこんなことを書いているかと言いますと、いま、「サイバーセキュリティ月間」(2月1日~3月18日)だからなんです! このキャンペーンは、対岸の火事ではなく、国民全体の関心を高めて問題に対処していく必要があるということで、政府が定めた啓発活動の一環でして、弊社も情報セキュリティを生業の一つしている企業として賛同しております。 ぜひこのバナーからキャンペーンサイトを見てみてください。攻殻機動隊のコラボレーションマンガもダウンロードできますヨ!
え?「そんなこと言われても、どういう攻撃なのか知らんし。だいたい、今までそんなやつに遭遇したことないで。」って?
そうでしょう、そうでしょう。攻撃を受けていることに気づいていないまま業務を進めていることだってあるわけですから。しかも、この攻撃がどんな手口なのか具体的な説明を目にすることも少ないですし、想像がつかない方も多いかと思います。でも、知っておかないと本当に危ない!そんな状況になってきているんですよ。
そこで、サイバー攻撃への理解を深めるためにぜひ読んでいただきたいのがコレ!
弊社社員連載!「私は大丈夫」が命取り - 標的型攻撃メールの実例に学ぶ"甘い罠"−マイナビニュース
- 第一回 いつもの業務メール? いいえ、攻撃メールなんです
http://news.mynavi.jp/series/hyoteki/001/ - 第二回 取引先のメール? いいえ、なりすましです
http://news.mynavi.jp/series/hyoteki/002/ - 第三回 業務FAX? いいえ、これも攻撃です
http://news.mynavi.jp/series/hyoteki/003/ - 第四回 製品問い合わせ? いいえ、これも攻撃です
http://news.mynavi.jp/series/hyoteki/004/
弊社の標的型攻撃の専門家、彦坂による標的型攻撃メールの解説を4回にわたってマイナビニュースで行った連載です。
弊社が専門家を多く抱えている情報セキュリティ分野で起こっていることを、ビジネスパーソンにもっとわかりやすく説明をしたいということでマイナビさんにて連載させていただきました。
すごくわかりやすい内容ので、セキュリティに詳しくない方でもご理解いただけると思いますよ! 連載を読んでいただくと、僕たちの想像を超えたレベルで攻撃メールが来ていることがわかります。確かに、高度に発達したテクノロジーでかなり防げるようになってきたとはいえ、完全に対策できるわけでもないんですね。では、どうしたらいいかというと、セキュリティのテクノロジー導入に加えて、「社員一人ひとりがこういうメールに敏感になる」ということが重要なんです。
どうやって敏感になる嗅覚を身に着けるのかというと・・・?
ジャーン。
弊社では、社員自身が「もしかしたらこれもサイバー攻撃かも?」と慎重になるための施策として、情報セキュリティを管轄する部門がメールで訓練を実施しています。
弊社の標的型メール対策ソフトを利用して、本物の標的型メールそっくりのひっかけメール(擬似的な攻撃メール)が社員に送られるようにしています。 見事?!引っかかった人は上記のように、警告が出るようになっているんですね。
詳しくは触れられませんが、これを何度も実施し、部署ごとなどで統計を発表することで、社員も警戒するようになり、開封率が下がってきました。
意外に見えました?でも、テクノロジー導入に加え、ヒトの判断を対策の一つとして組み合わせることが最も効果的なんです! 最近、他社でもこのような訓練を行う企業が増えてきたところもありますが、まだまだ対岸の火事と思われていると聞きます。「うちの会社はまだやってないな」と思われる方がいらっしゃればぜひ、企画されてみてはいかがでしょうか。 (ちなみに、弊社でも訓練用のソリューションを販売しています!宣伝)
そして、もう一つ…上記以外に、情報漏洩を防ぐための方法があります。それを紹介しましょう!
【セキュリティ対策担当必見!】神田明神(神田)のIT情報安全守護
なんと、イマドキですが、情報セキュリティのためのお守りが江戸総鎮守・神田明神で売られているのはご存知でしたか?なんでも、電気街である秋葉原が氏子区域に入るからこのお守りを作ったんだそうです。
時代と共に、守る対象も変わってくるもんですね。
「おいおい、情報セキュリティも神頼みかい?!」って?そんなはずはなく、もちろん、物理的な対策は実施することが必須ですが、仕事の合間や休日に神田明神に参拝して、このお守りを買っていただくと、ちょっとはセキュリティへの意識も上がるかもしれませんし、そこに神が宿るかもしれません!(無理ヤリ)
神田明神はあの平将門が祀られており、(他の祭神は大己貴命や少彦名命)強力なご加護があると言われています。商売繁盛や縁結びのご利益もあるとのことで、ビジネスパーソンだけでなく、いろんな方にもオススメですよ。
神田明神といえば「甘酒」です。神田明神の前には「三河屋」と「天野屋」という二店舗がありますが、なんと、この二つはどちらも東京を代表する甘酒店なのです。特に、三河屋は江戸時代には将軍家や宮内庁に甘酒を納めていたとか。両店とも、とっても美味しいので参拝の後には是非、お立ち寄りいただければ!!
NTTテクノクロス広報担当です。 当社の取り組みや社員の活動など、さまざまな内容をみなさんにお知らせしていきます。