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DataSpider CloudからBoxに接続する方法(1)

データ連携サービス「DataSpider Cloud」を使って、オンプレミスとクラウド環境間でのデータ連携を検討する際に知っておくと役立つポイントをお伝えします。

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クラウドストレージサービス「Box」。新しい働き方を取り入れている企業で多く使われています。「Boxは確かに便利だけど、フォルダ作成やファイルの格納など手作業が大変」という声も耳にします。また、「BoxはSalesforceと連携する機能があるけれど、Boxに格納されたファイルの中身を取出し、Salesforceのオブジェクトに入力するにはどうしたらいいのか」という悩みも聞こえてきます。
そんな悩みを解決するのが「DataSpider」です。「DataSpider」を活用することにより、Boxの操作を自動で行ったり、Boxに格納されたファイルを読み込み、解析して、他のシステムへ格納することが可能となります。
今回は、DataSpiderのクラウド版「DataSpider Cloud」でBoxへ接続する方法をご紹介します。

Box側の設定方法

BoxとDataSpider Cloudを接続するためには、まずはBoxの「開発者コンソール」にログインしてアプリを作成する必要があります。

アプリの種類は「企業統合」を選択します。

DataSpider CloudはOAuth2.0に対応しているため、認証方式は「標準AOuth2.0」を選択します。

その後、アプリ名を入力する画面が表示されるので、アプリ名を入れて「アプリの作成」を押下すると、アプリケーションが作成されます。

次は、アプリでBoxを使うための認証と権限を設定します。

「クライアントID」と「クライアント機密コード」は後で使うので、コピーしておきます。

「リダイレクトURI」には以下を設定します。

「アプリケーションのスコープ」では、DataSpider Cloudで実行する処理を選択します。

以上でBox側の設定は完了です。

DataSpider Cloud側の設定方法

DataSpider Cloud側では、「認証用グローバルリソース」と「HTTPリクエスト用のグローバルリソース」を作成します。

認証用グローバルリソースの設定

グローバルリソースの設定でOAuth2.0認証の設定をします。

クライアントIDとクライアントシークレットはBoxからコピーしたものを設定します。リダイレクトURI、認可エンドポイント、トークンエンドポイントはDataSpider CloudのURLを設定します。

認証方式は「client_secret_post」となりますので、「トークンを発行する」をクリックします。

「認可コードの設定」画面が表示されるので、「認可コードを取得」をクリックします。

「認可コードを取得」をクリックすると、Boxログイン画面が表示されます。

アプリケーションで使うBoxIDとPWでログインして、認可コードを取得します。

DataSpider Cloudの画面に戻り、コピーした認可コードを使い、トークンを取得します。

トークンが取得できると、「リフレッシュトークン」と「アクセストークン有効期間」が設定されます。

HTTPリクエスト送信用のグローバルリソースの設定

次に、Box APIを実行するためのHTTPリクエスト送信用のグローバルリソースを以下に従って作ります。

今回作った、「認証用グローバルリソース」と「HTTPリクエスト送信用グローバルリソース」はスクリプトの開発で利用します。
次回は、スクリプトの作成をお伝えします。

※掲載している画面やURL、手順については2020年11月30日現在のものであり、予告なく変更される場合があります。

著者プロフィール
DataSpider Cloud担当
DataSpider Cloud担当

NTTテクノクロス株式会社
カスタマーエクスペリエンス事業部