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エンジニアが本気で⼩学⽣向けプログラミング教育をやってみた

NTTテクノクロスに在籍するエンジニアがおくる「⼩学⽣向けプログラミング教育」のブログです。

はじめに

こんにちは。NTTテクノクロス デジタルツイン事業部の神長 貴博(ジンチョウ タカヒロ)です。

今年度1回目のブログは、8/22に開催された弊社イベント: 『ファミリーデイ プログラミング体験』 の様子を紹介します。

ファミリーデイは、社員のご家族を会社に招待して、日頃の感謝の気持ちを示すと共に、子供達に会社を知ってもらうイベントです。

今年のファミリーデイは、十分な感染対策を行った上で、久しぶりのオフライン形式(弊社オフィス)で開催されました。

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ファミリーデイ プログラミング体験の様子

『プログラミング体験』 は、ファミリーデイの1コーナーとして開催しました。今回は、MIT App Inventor2を使った 『話した言葉をタブレットの画面に表示するAndroidアプリの作成』 を用意し、20組の家族、5〜12歳の19名の子供達がお父さん・お母さんと一緒にプログラミングに挑戦しました。

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講師/補助講師はデジタルツイン事業部(戸部、神原、神長)、フューチャーネットワーク事業部(三池)、カスタマーエクスペリエンス事業部(今井)の社員5名で担当しました。 ここからは、各社員が感じた当日の様子を担当した職務を交えてお伝えします。

戸部

メインの講師を務めました戸部です。 ご家庭で身近なスマホやタブレット上で動くアプリを自分で作るという、普段学校では体験できないことができる機会として開催させていただきました。 App Inventor2を使ったアプリ開発については、小学校のクラブ活動向けに講師の経験もあり、比較的気が楽に進められたと思います。

学校のプログラミングでもScratchが少しずつ取り入れられており、ブロックを使ったプログラミングに触れたことがある人も多かったので、 それと似ているところ、違うところを説明に取り入れてみるなど、少しでもやりやすくできるように考慮していました。

また、昨年度のクラブ活動の際とは違い、お隣に父母の皆様がついており、一緒になって悩んだり楽しんだり、または代わりにキーボードで入力していたり、 親子で一緒に進めていただいていたのがとても印象的でした。

最後に「楽しかった人は手を挙げて」と聞いたときに、参加の皆さんが挙手していただけたのがとても嬉しく、あらためてやりがいを感じました。

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三池

初めて、メインの講師を務めました。 クラブ活動などのプログラミングと違い、いつもより少し年齢層が低いので、伝わる言葉を意識して説明しました。 そして、ファミリーデイということで、参加しているお子さんたちがお父さんお母さんのものづくりのお仕事が想像できるように気を付けたつもりです。 ご家庭で、プログラミング体験を通じて、話が盛り上がっているといいな、と思ってます。

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神原

補助講師を担当した神原です。講師一同、事前にPCR検査を受けたりと、開催できるのかドキドキでした。そんな状況の中、条件を全てクリアし無事にオフライン開催できたこと、本当に良かったです。演習のときに子どもたちのサポートをしていると、みんなが目を輝かせながら取り組んでいたのが印象的でした。時には、子どもたちが演習で詰まることがあったものの、答えをすぐ教えるのではなく、できるだけ自分の頭で考えてもらえるようヒントを出すといった工夫をしました。子どもたちがプログラミングに興味を持つきっかけになったようで、うれしく思います。

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今井

補助講師を担当した今井です。 今年は無事オフラインで開催でき、タブレットで実際に動くアプリを作ることができてできたため、オンラインのときよりもプログラミングを身近に感じてもらえたと思います。 オンラインの時には質問があまりなかったのですが、対面だとプログラムを完成させたあと、こんなこともしたい!!という質問もあり活気のあるいい会になりました。

帰りがけに「家に帰ってもまたやりたい!」と言ってくれた方もいたので、体験教室の中で終わってしまうのではなく、家に帰ってからもまた何か作ってみたいと思ってもらえるような会ができてよかったです。

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神長

今回の体験は、講師の説明を聞きながら、手元のパソコン・タブレットを操作してプログラミングを行う「ハンズオン形式」でした。その中で私は、講師の説明を聞き逃すなどして困っている子供やお父さん・お母さんのサポート、ブログを書く時に利用する写真の撮影を行う「補助講師」、プログラミング体験全体のディレクションを総務部門と協力して行う立場で参画しました。

MIT App Inventor2を利用したプログラミングは、昨年度のCSR活動(川崎市立上丸子小学校のプログラミングクラブ社内イベント:職場体験)から取り入れた、どの活動でも非常に高いコンテンツです。今回の体験でも子供達が集中してプログラミングに取り組み、お父さん・お母さんと協力してプログラムを完成させ、喜びを爆発させる姿を多く見ることができました。ギリギリまで機材を含む色々な調整を行い、大変な部分もありましたが、無事開催でき、ご家族で楽しむ姿が見れて本当に良かったです。

最後に、個人的な願いとして、今回の体験がキッカケとなり、プログラミングが親子のコミュニケーションツールの一つになると嬉しいです。

最後に

最後までブログを読んで頂き、ありがとう御座いました。

次回は、「全日本教育工学研究協議会全国大会 愛知・春日井大会 を予定してます。

次回も楽しみにして頂ければと思います。それでは。

著者プロフィール
神長 貴博(ジンチョウ タカヒロ)
神長 貴博(ジンチョウ タカヒロ)

IoTイノベーション事業部 第1ビジネスユニット所属

iOS・Androidアプリの開発をしてます。趣味は「ランニング(横浜マラソン、川崎国際多摩川マラソン等の大会に出場してます)」と「食べ歩き」です。