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【執筆者インタビュー】NTTテクノクロス Advent Calendar 2025を彩るエンジニアの思い(後編)

NTTテクノクロス Advent Calendar 2025執筆者インタビューの後編です。執筆者3名に、記事に込めた思いや挑戦の裏側に迫ります。「アクセシビリティ×AI」、「DevFest Singapore 2025登壇レポート」、「AWS re:Invent参加レポート」といったテーマから、エンジニアのリアルな挑戦と現場で得た知見が垣間見えます。第一線で活躍するエンジニアのリアルな声は必見です。

NTTテクノクロス Advent Calendar 2025』執筆者インタビュー、後編もご覧いただきありがとうございます。
前編に引き続き、熱い思いを持って記事を執筆したエンジニアたちをご紹介します。後編では、アクセシビリティ、海外登壇、大規模イベント参加といった、多様なテーマに挑んだ3名のインタビューをお届けします。

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NTTテクノクロス Advent Calendar 2025 はこちら



後編でご紹介する執筆者
上原 潤二さん/CollaRecoX--2年目を迎えた、耳が聴こえにくい方を支援するAI共同文字起こし(12月23日公開)
神原 健一さん/海外技術ワークショップ(生成AIを活用したアプリ開発)の実施体験談(12月24日公開)
大友 晃一さん/初めてre:Invent2025現地参加してきた話(12月25日公開)

CollaRecoX--2年目を迎えた、耳が聴こえにくい方を支援するAI共同文字起こし(12月23日公開)

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上原 潤二さん
(デジタル革新部 開発技術部門)
生成AI、特にAIエージェントとしてClaude Code/Opus 4.5をヘヴィに用いたソフトウェア開発および業務の効率化を行っております。





▼記事のポイント
・聴覚障害者と健聴者がリアルタイムに「同じ情報を共有できる」環境づくりを目指した、共同文字起こしツール「CollaRecoX」の2年目の取り組みを紹介。
・1年目の実証で浮かび上がった課題を踏まえ、2025年版では生成AIの爆速開発力でブーストし、GPT-4o-transcribeモデルを採用することで高精度・低コストを両立し、利便性・運用性が大きく向上。
・「アクセシビリティ × AI」の現場実践で得られた知見を、ユースケースと改善プロセスとともに解説しています。

Q1. なぜこのテーマで記事を書こうと思いましたか?

当社では社員の多様な価値観や個性を尊重し、一人ひとりが自分らしくイキイキと活躍できる環境づくりに取り組んでおり、聴覚に障害のある社員と、共に働く社員が「同じ情報を、同じ速度で共有できる」環境をどう作るか、それによって誰もが自身の持つ本来の能力を発揮するにはどうすればよいかという課題に向き合い、さまざまな活動を行っています。その活動から生まれたのが人機一体AI文字起こし・協動校正システム「CollaReco」ですが、1年目の試行から多くのフィードバックをいただき、それを活かして「CollaRecoX」の開発・試用提供につなげました。この取り組みをしっかり言語化したいと思ったのがきっかけです。
アクセシビリティとAIの掛け合わせが、現場の課題解決にどう貢献できるのかを実例として示したいと思い、この記事を書きました。

Q2. 記事を通じて、読者にどんなことを伝えたいですか?

AI技術は「高度な専門家だけが扱うもの」ではなく、誰かの困りごとに寄り添いながら改善を積み重ねることで、現場を確実に良くしていける――そのリアルさを伝えたいです。
特に2025年は、Claude Codeを使うことで達成できた機能充実とGPT-4o-transcribeの精度向上により、ただの文字起こしツールではなく、「場の共有」の在り方を支える仕組みへ進化しました。この記事を通じて、「生成AIを日常の業務改善にどう落とし込むか」のヒントを持ち帰っていただければ嬉しいです。

Q3. Advent Calendarへの思いを一言お願いします!

CollaRecoX」 の取り組みは、私自身にとっても学びの連続で、その過程をこうして共有できることを嬉しく思います。
多彩なエンジニアがそれぞれの挑戦を持ち寄るこのAdvent Calendarが、今年も新しい刺激や気づきの場になれば幸いです。ぜひ気軽に読んで、コメントいただけると励みになります!

上原さん執筆記事「CollaRecoX--2年目を迎えた、耳が聴こえにくい方を支援するAI共同文字起こし」はこちら



海外技術ワークショップ(生成AIを活用したアプリ開発)の実施体験談(12月24
日公開)

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神原 健一さん
(IOWNデジタルツインプラットフォーム事業部 第二ビジネスユニット)
モバイルやウェアラブル開発から生成AIの技術活用、国内外の講演・執筆、関連研修企画や講師、サステナビリティ活動(プログラミング・キャリア教育)などを行っています。




▼記事のポイント
技術カンファレンス「DevFest Singapore 2025」のスピーカーとして、生成AIを活用したアプリ開発ワークショップを実施しました。
現地コミュニティと連携し、作り上げたハンズオンの技術解説に加え、英語での進行の工夫や、参加者の反応から得た気づきなど、海外技術イベントならではの知見をエバンジェリストの視点から共有します。

Q1. なぜこのテーマで記事を書こうと思いましたか?

今回の登壇は、海外では初めてのソロでの技術ワークショップ講師だったこともあり、企画から準備・当日の進行など、新たな挑戦がいくつもありました。また、現地で生成AI活用のリアルを把握することによる気づきもありました。その経験は大きな学びであり、社内外の方に「海外で技術を伝える現場のリアル」を共有することで、誰かの挑戦のきっかけになればと考えたためです。

Q2. Advent Calendarへの思いを一言

技術の学びや挑戦のプロセスを会社や個人の垣根を超えて共有できる、Advent Calendarという文化が好きです。今回は自身の初めての体験を共有することで、次に挑戦する人の背中を少しでも押せる記事にできたらと考えています。


神原さん執筆記事「海外技術ワークショップ(生成AIを活用したアプリ開発)の実施体験談」はこちら



初めてre:Invent2025現地参加してきた話(12月25
日公開)

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大友 晃一さん(IOWNデジタルツインプラットフォーム事業部 第三ビジネスユニット)
大手通信事業会社のISP基盤を保守運用しながら、モダナイズの支援をしています。





▼記事のポイント
今年初めて、会社の支援によりラスベガスへの出張機会を得て、AWSの「re:Invent」という大きなイベントに参加することができました。
現地の治安や移動手段など、さまざまな不安や気づきを記事にまとめています。
今後、社内外問わず参加を検討している方にとって参考になれば嬉しいです。

Q1. なぜこのテーマで記事を書こうと思いましたか?

イベント参加にあたって会社から参加の機会をいただいたので、少しでもその学びを社内外に還元したいと考え、レポートを書くことにしました。

Q2. 記事を通じて、読者にどんなことを伝えたいですか?

来年以降参加を検討している方々のためにノウハウを残したいです。

大友さん執筆記事「初めてre:Invent2025現地参加してきた話」はこちら

 


前後編にわたってお届けした執筆者の思い、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した6名の記事はもちろん、生成AIの最新動向から、現場で役立つクラウド活用術まで、最終日まで見逃せない記事が満載です。ぜひお楽しみください!
NTTテクノクロス Advent Calendar 2025はこちら


* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
* 本記事の内容は執筆時点のものです。

■関連情報

NTTテクノクロス Advent Calendar 2025
https://qiita.com/advent-calendar/2025/ntt-tx


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その他にも、NTTテクノクロスの技術力を支える人材や、社員一人ひとりが主体性を発揮したチャレンジなど、さまざまなエピソードを紹介しています。ぜひ、広報ブログ「情報畑でつかまえて」をご覧ください。



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