エンジニアが本気で⼩学⽣向けプログラミング教育をやってみた
NTTテクノクロスに在籍するエンジニアがおくる「⼩学⽣向けプログラミング教育」のブログです。
エンジニアが本気で小学生向けプログラミング教育をやってみた
- 2023年03月08日公開
はじめに
こんにちは。NTTテクノクロス デジタルツイン事業部の神長 貴博(ジンチョウ タカヒロ)、神原 健一(カンバラ ケンイチ)、戸部 雄太郎(トベ ユウタロウ)、フューチャーネットワーク事業部の石上 美紀(イシカミ ミキ)です。
今回のブログでは、サステナビリティイベント登壇と2022年度最後の川崎市立上丸子小学校 プログラミングクラブの様子をお伝えします
1.サステナビリティイベント登壇
2023/1/18にセールスフォースタワー東京で開催された【Trailblazer Communityサステナビリティイベント#2】私達ができる「教育」に関する取り組み事例で登壇を行ってきました。
NTTテクノクロス以外では、セールスフォース・ジャパンさん、NPO法人eboardさん、株式会社テラスカイさんが登壇されていました。各社の発表は、グラレコをご確認頂ければと思います。
今までは、全日本教育工学研究協議会全国大会(教員のカンファレンス)での登壇経験はあったのですが、同じ業界の方々と共同でイベント発表する機会が初ということもあり、色々な気づきや自分達がやってきたことを今後も継続させるべきだという気持ちになりました。ICT業界で働く一員として、世の中に対してできることはまだまだありそうです。個人的には、NPO法人eboardさんがされていた障がい者教育に関する話が印象的でした。
2.プログラミングクラブの様子
2022年度最後のプログラミングクラブでは、
を利用したデジタルペットの作成を行いました。
デジタルペットの作成は、
-
- Teachable Machineで画像の機械学習モデルを作成
-
- Stretch3に作成した機械学習モデルを読み込ませる
-
- 読み込ませた機械学習モデルに応じたアクションをStretch3でプログラミング
といった流れで行いました。
今回は学校で各生徒に配布されているChromebookを使用しました。Stretch3が使用するカメラが思った通りに動作しない&設定を変更することができないといったトラブルが発生して、我々が想定していたようにプログラミングができない時間もありました。ただ、これまでの経験を踏まえ、講師と学校側のPCやWebブラウザなど環境差異を事前に考慮したことで、今回はスムーズに問題を解消することができました。問題解消後は各生徒が思い思いの機械学習モデルをTeachable Machineで作成→Stretch3で自由にプログラミングする姿を見ることができました。
プログラミング教育においても、子どもたちの興味や可能性をより引き出すコンテンツを準備することの重要性を再認識しました。 少し気が早いのですが、来年度のプログラミングクラブでも旬の技術を取り入れたコンテンツを生徒達に提供したいと思いました。
3. 最後に
ブログを読んで頂き、ありがとう御座いました。
次回も楽しみにして頂ければと思います。それでは。
IoTイノベーション事業部 第1ビジネスユニット所属
iOS・Androidアプリの開発をしてます。趣味は「ランニング(横浜マラソン、川崎国際多摩川マラソン等の大会に出場してます)」と「食べ歩き」です。